MAX 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683047
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

6.1.1. 動作モードのパラメータ設定

PLLの動作モードは、ALTPLL IPコア・パラメータ・エディタのGeneral/Modesページで設定することができます。

表 16.  動作モードのパラメータ・エディタ設定
パラメータ Value 説明
Which device speed grade will you be using? Any7、または8 デバイスを最速スピードで使用していない場合、スピード・グレードを指定します。値が低いほどスピード・グレードは速くなります。
What is the frequency of the inclock0 input? 入力クロック信号の周波数を指定します。
Use the feedback path inside the PLL In normal modeIn source-synchronous compensation modeIn zero-delay buffer mode、またはWith no compensation

使用する動作モードを指定します。

Source-synchronous modeとZero-delay buffer modeでは、IPコアに適切なモードを設定することに加えて、アサインメント・エディタを使用してPLL Compensationアサインメントを割り当てる必要があります。このアサインメントにより、出力ピンをゼロ遅延バッファ・モードのPLLの補償ターゲットとして指定する、あるいは、入力ピンまたは入力ピンのグループをソース・シンクロナス・モードのPLLの補償ターゲットとして指定することができます。

Which output clock will be compensated for? C0C1C2C3、またはC4

補償するPLL出力ポートを指定します。

ドロップ・ダウン・リストには、選択したデバイスのすべての出力クロック・ポートが含まれます。適切な出力クロックの選択は、選択した動作モードによって異なります。

たとえば、ノーマル・モードではコア出力クロックを選択します。ゼロ遅延バッファ・モードでは外部出力クロックを選択します。