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2.3.7.1. ソース・シンクロナス・モード
入力ピンにデータとクロックが同時に到達する場合、データとクロックの位相関係はどのI/Oエレメント入力レジスタのデータ・ポートとクロック・ポートでも同じのままです。
このモードは、ソース・シンクロナス・データ転送に使用することができます。I/Oエレメントのデータ信号とクロック信号では、両信号が同じI/O規格を使用している限り同様のバッファ遅延が発生します。
図 12. ソース・シンクロナス・モードのクロックおよびデータ間の位相関係の例
ソース・シンクロナス・モードは、以下の2つのパス間における遅延の差を含む、クロック・ネットワーク遅延を補償します。
- データ・ピンからI/Oエレメント・レジスタ入力
- クロック入力ピンからPLL PFD入力
ソース・シンクロナス・モードのPLLでクロックされるすべてのデータ・ピンについては、 Quartus® PrimeソフトウェアでI/Oエレメントのレジスタ遅延チェインへの入力ピンをゼロに設定します。すべてのデータ・ピンは Quartus® PrimeソフトウェアのPLL COMPENSATED logicオプションを使用する必要があります。