インテルのみ表示可能 — GUID: dip1471976262822
Ixiasoft
1.1. このバージョンの新機能
1.2. パーシャル・リコンフィグレーション用語
1.3. パーシャル・リコンフィグレーション・プロセス・シーケンス
1.4. 内部ホストのパーシャル・リコンフィグレーション
1.5. 外部ホストのパーシャル・リコンフィグレーション
1.6. パーシャル・リコンフィグレーション・デザイン・フロー
1.7. パーシャル・リコンフィグレーション・デザインの考慮事項
1.8. 階層型パーシャル・リコンフィグレーション
1.9. パーシャル・リコンフィグレーション・デザインのタイミング解析
1.10. パーシャル・リコンフィグレーション・デザインのシミュレーション
1.11. パーシャル・リコンフィグレーション・デザインのデバッグ
1.12. パーシャル・リコンフィグレーション・セキュリティー ( Stratix® 10デザイン)
1.13. PRビットストリームの圧縮および暗号化 ( Arria® 10および Cyclone® 10 GXデザイン)
1.14. PRプログラミング・エラーの回避
1.15. PRデザインのバージョン互換コンパイル・データベースのエクスポート
1.16. パーシャル・リコンフィグレーション・デザインの作成の改訂履歴
1.6.1. ステップ 1 : パーシャル・リコンフィグレーションのリソースの特定
1.6.2. ステップ2 : デザイン・パーティションの作成
1.6.3. ステップ 3 : デザインのフロアプラン
1.6.4. ステップ4 : Partial Reconfiguration Controller Intel FPGA IPの追加
1.6.5. ステップ5 : ペルソナの定義
1.6.6. ステップ6 : ペルソナのリビジョンの作成
1.6.7. ステップ7 : ベースリビジョンのコンパイルと静的領域のエクスポート
1.6.8. ステップ8 : PR実装リビジョンのセットアップ
1.6.9. ステップ9 : FPGAデバイスのプログラミング
2.1. 内部および外部PRホスト・コンフィグレーション
2.2. Partial Reconfiguration Controller Intel FPGA IP
2.3. Partial Reconfiguration Controller Intel Arria® 10/Cyclone® 10 FPGA IP
2.4. Partial Reconfiguration External Configuration ControllerIntel FPGA IP
2.5. Partial Reconfiguration Region Controller Intel® FPGA IP
2.6. Avalon® Memory-Mapped Partial Reconfiguration Freeze Bridge IP
2.7. Avalon® Streaming Partial Reconfiguration Freeze Bridge IP
2.8. インテルFPGA IPの生成およびシミュレーション
2.9. Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド : パーシャル・リコンフィグレーションのアーカイブ
2.10. パーシャル・リコンフィグレーション・ソリューションIPユーザーガイド 改訂履歴
インテルのみ表示可能 — GUID: dip1471976262822
Ixiasoft
1.6.3.1. フロアプラン制約の段階的適用
PR実装には、デザインおよびデバイスのリコンフィグレーション可能なパーティションを識別する追加の制約が必要です。この制約は、コンパイラーのタイミング・クロージャー能力に大きく影響します。タイミング・クロージャーの問題を回避したり、より簡単に修正したりするためには、各制約を段階的に実装し、コンパイラーを実行してから、タイミング・クロージャーを検証します。
注: PRデザインでは、フラットデザインよりも制約の多いフロアプランが必要です。PRデザイン全体の密度およびパフォーマンスは、同等のフラットデザインよりも低くなる可能性があります。
次の手順では、PRデザインの要件を段階的に展開する方法について説明します。
- ベースリビジョンを実装するため、最も複雑なペルソナを各PRパーティションに対して使用します。この初期実装には、すべてのペリフェラル制約を持つ完全なデザインおよび最上位の .sdc タイミング制約を含めてください。この実装では、PR領域のLogic Lock領域制約は含めないでください。
- パーティションを作成するため、Design Partitions Windowで、領域のTypeオプションをDefaultに設定します。すべてのPRパーティションに対して行います。
- 各パーティションの境界をレジスター化し、適切なタイミングマージンを確保します。
- タイミング・アナライザーを使用してタイミング・クロージャーが正常に行われたかどうかを確認します 。
- 必要な信号すべてがグローバル・ネットワークで駆動されていることを確認します。フィッターのAuto Global Clockオプションをディスエーブルし (Assignments > Settings > Compiler Settings > Advanced Settings (Fitter))、非グローバル信号の昇格を回避します。
- Logic Lockコアのみの配置領域を各パーティションに対して作成します。
- ベースリビジョンの再コンパイルをLogic Lock制約を使用して行い、タイミング・クロージャーを検証します。
- Reservedオプションを各Logic Lock領域に対してイネーブルし、配置領域内のPRパーティションが排他的に配置されるようにします。Reservedオプションをイネーブルすると、静的領域ロジックの配置がPRパーティションの配置領域にされることを回避できます。
- Reserved制約でベースリビジョンを再コンパイルしてから、タイミング・クロージャーを検証します。
- Design Partitionsウィンドウで、各PRパーティションのTypeをReconfigurableとして指定します。この割り当てによってコンパイラーでは、ワイヤーLUTをPRパーティションの各インターフェイスに追加し、パーシャル・リコンフィグレーションのためのコンパイルチェックを追加で行います。
- Reconfigurable制約を使用してベースリビジョンを再コンパイルし、タイミング・クロージャーを検証します。これで最上位パーティションをエクスポートし、異なるペルソナのPR実装のコンパイルで再利用することができます。