インテルのみ表示可能 — GUID: zns1467219546954
Ixiasoft
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1.7.5. PR領域に対するラッパーロジックの作成
PRコンパイル中、コンパイラーでは、PR領域のインターフェイス上の各非グローバルポートを境界ポートワイヤーLUTに変換します。境界ポートワイヤーLUTの命名規則は次のとおりです。入力ポートの場合は、 <input_port> 〜IPORT 、出力ポートの場合は <output_port> 〜OPORT です。例えば、ワイヤーLUTのインスタンス名は、入力ポート名前が my_input で、PR領域名が my_region の場合、 my_region|my_input〜IPORT になります。
- Logic Lock領域のアサインメントを使用して境界ポートを手動でフロアプランするか、またはフィッターを使用して境界ポートを自動配置します。フィッターによる境界ポートの配置は、ベースリビジョンのコンパイル中に行われます。境界LUTは不変位置です。その位置は、コンパイルしたペルソナからフィッターによって取得します。この境界LUTは、静的領域とPR配線およびロジックとの間の境界を表します。その配置は基礎となるペルソナに関係なく静止したままです。これは、静的ロジックからの配線は、ペルソナの実装が異なっても変化しないためです。
- 特定の領域内のすべての境界ポートを制約するには、ワイルドカード・アサインメントを使用します。次にその例を示します。
set_instance_assignment -name PLACE_REGION "65 59 65 85" -to \ u_my_top|design_inst|pr_inst|pr_inputs.data_in*~IPORT
このアサインメントにより、配置領域内の座標 (65 59) と (65 85) の間で指定したIPORTSに対応するすべてのワイヤーLUTが制約されます。
図 27. PR領域境界のワイヤーLUT必要に応じて、境界ポートのフロアプランをLABレベルまたは個々のLUTレベルまで行います。LABレベルまでフロアプランするには、1x1 Logic Lock PLACE_REGION 制約 (単一のLAB高および単一のLAB幅) を作成します。必要に応じて、範囲の制約を指定するため、その範囲をまたがるLogic Lock配置領域を作成します。フロアプラン・アサインメントに関する詳細は、パーシャル・リコンフィグレーション・デザインのフロアプランを参照してください。