インテルのみ表示可能 — GUID: xeh1545168185056
Ixiasoft
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1.6.9.3. パーシャル・リコンフィグレーション・ビットストリームの互換性チェック
Agilex® 7、 Agilex™ 5、および Stratix® 10デバイスのPRビットストリームの互換性チェック
Agilex® 7、 Agilex™ 5、および Stratix® 10デザインの場合、PRビットストリームの互換性チェックは、コンパイラーおよびセキュア・デバイス・マネージャー (SDM) ファームウェアで、デフォルトで自動的にイネーブルされています。PRビットストリーム互換性チェックがイネーブルの場合、次の制限がPRデザインに適用されます。
- ファームウェアでは、階層型パーシャル・リコンフィグレーションのレイヤー数に関係なく、合計で最大32個のPR領域を使用できます。
- PRデザインには、階層型パーシャル・リコンフィグレーションのレイヤーを最大6個含めることができます。
- 階層がない場合、PRデザインには、最大32個の領域を含めることができます。
- PRデザインには、各親PR領域に子PR領域を最大15個含めることができます (階層型の場合)。子PR領域の数は、PR領域の合計数32個に含まれます。
PRビットストリームの互換性チェックがイネーブルになっている場合、PRデザインが上述の制限数を超えると、コンパイラーがエラーを生成します。
set_global_assignment -name ENABLE_PR_POF_ID OFFこのアサインメントをオフに設定すると、32個の領域の合計数の制限は、コンパイラーでは適用されません。
Arria® 10および Cyclone® 10 GX PRビットストリームの互換性チェック
Arria® 10および Cyclone® 10 GXデザインでは、PRビットストリームの互換性チェックをイネーブルまたはディスエーブルするため、Partial Reconfiguration Controller Intel Arria 10/Cyclone 10 FPGA IPをIP Catalogからインスタンス化する際に、Enable bitstream compatibility checkオプションをオンにします。
PR IPでは、パーシャル・リコンフィグレーションPRビットストリーム・ファイル (rbf) を検証します。ビットストリーム互換性チェックをイネーブルすると、PR .pof IDは、PRビットストリームの71番目のワードとしてエンコードされます。PR IPによって互換性のないビットストリームが検出された場合、PR IPはPR動作を停止し、ステータス出力でエラーを報告します。
Enable bitstream compatibility checkをオンにすると、PR Controller IPコアでは、PR bitstream IDを作成し、そのビットストリームIDをコンフィグレーション・ダイアログボックスに表示します。階層型PRデザインでのビットストリームの互換性チェックについては、次のドキュメントで追加手順を確認してください。AN 806: Hierarchical Partial Reconfiguration Tutorial for Arria® 10 GX FPGA Development Board。