インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デザインのコンパイル

ID 683236
日付 6/26/2023
Public
ドキュメント目次

1.9.1. バージョン互換のコンパイル・データベースのエクスポート

プロジェクトのコンパイル・データベースは、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアの新しいバージョンとのバージョン互換を保証する形式にエクスポートすることができます。 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ソフトウェア・バージョンでサポートするバージョン互換データベースのエクスポートは、次のソフトウェアのバージョンおよびデバイスに対応します。
表 26.  バージョン互換のコンパイル・データベースのサポート表の最初の列は、指定されているデバイスに対してバージョン互換のコンパイル・データベースのエクスポートをサポートする最初のバージョンを示します。
注:
  • データベースのインポートは、2つ前のメジャーバージョンまでがサポートされます。例えば、バージョン19.3からエクスポートしたデータベースは、バージョン19.3、20.1、および20.3を使用してインポートすることができます。ただし、バージョン19.3を21.1にインポートすることはできません。
  • エクスポートは、サポートされているバージョン以降の任意のバージョンから行うことができます。ただし、そのバージョンで引き続きデバイスをサポートしている場合に限ります。
「デザイン・エクスポート」をサポートする最初のバージョン インテル® Stratix® 10およびIntel Agilex® 7デバイス インテル® Arria® 10および インテル® Cyclone® 10 GXデバイス
18.0 サポートされていません すべてのデバイスをサポートします
18.1
  • 1SG250L
  • 1SG280H_S2
  • 1SG280L
  • 1SG280L_S3
  • 1SX250L
  • 1SX280L
  • 1SX280L_S3
すべてのデバイスをサポートします
19.1
  • 1SM16BH
  • 1SM21BH
  • 1SM16CH
  • 1SM21CH
  • 1SM21KH
  • 1SM16KH
  • 1SM21LH
  • 1SM16LH
すべてのデバイスをサポートします
19.3
  • 1SG10MH_U1
  • 1SG10MH_U2
  • 1ST250E
  • 1ST280E
  • 1SM16E
  • 1SM21E
  • 1ST165E
  • 1ST210E
  • 1SG166H
  • 1SG211H
すべてのデバイスをサポートします
20.1
  • 1SD280P
  • 1ST040E
  • 1ST085E
  • 1ST110E
すべてのデバイスをサポートします
20.3
  • 1SD21BP
  • 1SG040H
  • 1SX040H
すべてのデバイスをサポートします
20.4
  • 1SN21BH
  • 1SN21CE
すべてのデバイスをサポートします
  1. インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアで、エクスポートするプロジェクトを開きます。
  2. 合成または最終コンパイルの結果を生成します。それには、次のいずれかのコマンドを実行します。
    • Processing > Start > Start Analysis & Synthesis をクリックし、合成後のコンパイル結果を生成します。
    • Processing > Start Compilation をクリックし、最終コンパイル結果を生成します。
  3. Project > Export Design をクリックします。synthesized または final Snapshot を選択します。
    図 93. Export Designダイアログボックス
  4. エクスポートする結果を含める Quartus Database File の名前を指定し、OK をクリックします。
  5. エクスポートするデザインの設定ファイルおよび制約ファイルを含めるには、.qsf および .sdc ファイルをインポート・プロジェクト・ディレクトリーにコピーします。