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1.1. コンパイルの概要
1.2. Compilation Dashboardの使用
1.3. デザイン・ネットリストのインフラストラクチャー (ベータ版)
1.4. デザインの合成
1.5. デザインの配置配線
1.6. インクリメンタル最適化フロー
1.7. Fast Forwardコンパイルフロー
1.8. フルコンパイル・フロー
1.9. コンパイル結果のエクスポート
1.10. 他のEDAツールの統合
1.11. 合成言語のサポート
1.12. コンパイラーの最適化手法
1.13. 合成設定のリファレンス
1.14. フィッター設定のリファレンス
1.15. デザインのコンパイルの改訂履歴
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1.3.2. デザイン合成後の早期タイミング解析 (ベータ版)
早期タイミング解析フローはベータ版の機能です。早期タイミング解析におけるRTLでのSDCコンポーネントには、DNIフローを有効にする必要があります。このフローでは、コンパイルフローの早い段階で制約を読み取り、それを インテル® Quartus® Primeのコンパイルフローの後半段階で使用するための基礎となるテクノロジーをサポートしています。 DNIフローの詳細については、DNIフロー (ベータ版) を参照してください。
DNIフローを有効にすると、コンパイル・ダッシュボードが更新され、次の図に示すように、デザイン合成の直後にタイミング・アナライザーにアクセスできるようになります。
図 37. 早期タイミング解析ステージ

早期タイミング解析フローは、RTLでのSynopsys* Design Constraint (SDC) と合成後のスタティック・タイミング解析を組み合わせたものです。ただし、RTL SDCなしでもフローを実行でき、合成後のタイミング・ネットリストを表示することができます。詳細は、RTLでのSynopsys* Design Constraint (SDC) および合成後のスタティック・タイミング解析 (STA) を参照してください。
図 38. 早期タイミング解析フロー
早期タイミング解析フローには、Analysis & ElaborationおよびSynthesisステージの実行と、デザインのスタティック・タイミング解析結果の反復を インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェア・コンパイル・フローの早期段階で行うことが含まれます。フィッターの実行はありません。早期タイミング解析フローの図内の各コンパイルステージについての詳細は、次に示されている項を参照してください。