F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

9.2.2. クロックポート、リセットポート、およびインターフェイス・ポート

表 75.  クロックポート
クロック名 内容
i_sys_clk TXデスキューパルス生成ロジックを駆動するクロックソース。F-Tile Reference and System PLL Clock Intel® FPGA IPのクロックソース (o_clk_pll) に接続する必要があります。

クロック周波数は、System PLL frequency パラメーターで指定されているシステムPLL周波数の半分に相当します。最小周波数は402.83MHzです。

i_reconfig_clk Avalon®メモリーマップド・インターフェイスのリコンフィグレーション・クロック。
o_clk_pll

イーサネットIPポートに関連付けられているF-Tile Reference and System PLL Clock Intel® FPGA IPから派生するクロック。o_clk_pll 周波数は、PLL周波数を2で分周した値に等しくなります。

PTPが有効になっている場合、PTPタイルアダプターの o_clk_pll は、すべてのイーサネット・モードにおいて i_clk_txi_clk_rx イーサネット・クロック、および i_clk_pll (非同期モードの場合) へのクロック入力です。

表 76.  リセットポート
リセット名 内容
i_rst_n アクティブLowのリセット信号で、i_sys_clk クロックに同期しています。

インテルでは、このリセットをアクティブなイーサネットIPポートの o_tx_pll_locked 出力信号の同期バージョンに接続することを推奨しています。

このリセットは、i_sys_clk クロックが安定していない場合にアサートする必要があります。

i_reconfig_reset

アクティブHighのリコンフィグレーション・リセット信号。リコンフィグレーション・クロックドメイン全体をリセットします。

このリセットは、電源投入後、またはコンフィグレーション時にアサートする必要があります。i_reconfig_clk は、このリセットをデアサートする前に安定している必要があります。

表 77.  インターフェイス・ポート
ポート名 内容
ptp_link PTPタイルアダプターとPTPが有効になっているイーサネットIPとの間の論理接続を表します。

ptp_link が接続されている場合、Support-Logic Generation 時のIPフローでは、同じFタイルデザイン内で、PTPタイルアダプターと、PTPオプションが有効になっているイーサネットIP (1つまたは複数) との間にPTP信号バスを生成します。