F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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4.2.1.5. フレーム・チェック・シーケンス (CRC-32) の挿入

TXクライアント・インターフェイスで i_tx_skip_crc または i_tx_mac_skip_crc 信号がアサートされていない場合、TX MACではフレーム・チェック・シーケンス (FCS) を計算し、送信されるMACフレームに挿入します。FCSフィールドには32ビットの巡回冗長検査 (CRC32) 値が含まれます。MACでは、送信元アドレス、送信先アドレス、長さ/タイプフィールド、データ、およびパディング (該当する場合) を含むフレームバイトに対してCRC32を計算します。FCSの計算にプリアンブルとSFDは含まれません。エンコーディングは、次の生成多項式で定義されます。

FCS(X) = X32 +X26 +X23 +X22 +X16 +X12 +X11 +X10 +X8 +X7 +X5 +X4 +X2 +X1 +1 

CRCビットはMSB (X32) を先頭にして送信されます。

フレームデータ書き込み時に i_tx_skip_crc または i_tx_mac_skip_crc がアサートされている場合、TX MACはFCSをフレームの最後に付加しません。そのため、フレームデータの最後の4バイトが正しく計算されたFCS値でない限り、結果のパケットは無効になります。