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Ixiasoft
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7.3. RX MAC Avalon STアライメント・クライアント・インターフェイス
F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IP RXクライアント・インターフェイスのMAC+PCSバリエーションでは、 Avalon® ストリーミング・インターフェイス・プロトコルを採用しています。 Avalon® ストリーミング・インターフェイス・プロトコルは、同期ポイントツーポイント単方向インターフェイスで、データストリームの生産元 (ソース) とデータの消費先 (シンク) を接続します。このインターフェイスの主なプロパティーは次のとおりです。
- パケット開始 (SOP) 信号およびパケット終了 (EOP) 信号でフレームの転送を区切ります。
- SOPは常にMSBにする必要があります。これにより、インターフェイスで受信するデータの解釈と処理を単純にします。
- valid信号はソースからシンクへの信号を修飾します。
受信方向において、RX MACはソースとして機能し、クライアントはシンクとして機能します。
信号名 |
幅 |
内容 |
---|---|---|
o_rx_data[511:0] o_rx_data[127:0] o_rx_data[63:0] |
512ビット (100GE) 128ビット (50GE/40GE) 64ビット (25GE/10GE) |
レートが10GE/25GE/40GE/50GE/100GEの場合のMACへの出力データです。ビット0はLSBです。 |
o_rx_valid |
1ビット | アサートされている場合、RXデータが有効であることを示します。SOP信号とEOP信号の間でのみ有効です。 この信号は、SOP信号とEOP信号のアサート間でデアサートされることがあります。 |
o_rx_empty[5:0] o_rx_empty[3:0] o_rx_empty[2:0] |
6ビット (100GE) 4ビット (50GE/40GE) 3ビット (10GE/25GE) |
EOP信号のアサート時に、RXデータ信号の空のバイト数を示します。最下位バイト (LSB) が先頭になります。 |
o_rx_startofpacket |
1ビット | アサートされている場合、RXデータ信号にはパケットの最初のクロックサイクルのデータがあることを示しています (パケットの開始)。IPコアでは、この信号を各パケットで1クロックサイクルのみアサートします。 SOP信号のアサート時に、RXデータ信号のMSBではパケットの開始を駆動しています。 |
o_rx_endofpacket |
1ビット | アサートされている場合、RXデータ信号にはパケットの最後のクロックサイクルのデータがあることを示しています (パケットの終了)。IPコアでは、この信号を各パケットで1クロックサイクルのみアサートします。 サイズ不足のフレーム、またはフレーム長が64バイトのフレームの場合は、SOP信号とEOP信号が同じクロックサイクルでアサートされることがあります。 |
o_rx_error[5:0] |
6ビット | クライアント・インターフェイスで現在内容が送信されているイーサネット・フレームの特定のエラータイプを報告します。この信号は、EOPサイクルでのみ有効です。 それぞれのビットでは異なるタイプのエラーを報告します。
|
o_rxstatus_valid |
1ビット | アサートされている場合、o_rxstatus_data で有効なデータを駆動していることを示します。 |
o_rxstatus_data[39:0] |
40ビット | 受信フレームに関する情報を指定します。次のフィールドが定義されています。
|
o_rx_preamble[63:0] |
64ビット | RXフレームのプリアンブル値を読み出します。この信号は、o_rx_valid および o_rx_startofpacket 信号がアサートされている場合に有効です。
この信号は、パラメーター・エディターで40GE/50GEチャネルに Preamble Passthrough をオンにしている場合にのみ利用可能です。
注: 他のレートのプリアンブル・パススルーには、o_rx_data 信号の最初の8バイトを使用します。
|
i_rx_serial[3:0] |
4ビット | 入力RXシリアル・トランシーバー信号で、ボードのRXピンからトランシーバーのRXシリアルピンに接続し、レーンの逆順に対応します。 |
上の図は、RX MAC Avalon STクライアント・インターフェイスを使用するデータの受信方法を示しています。このインターフェイスは、 Avalon® ストリーミング・インターフェイス仕様に準拠しています。
- パケットは常に、o_rx_data のMSBから開始します (SOPアライメント)。
- フレーム終了時に、o_rx_empty は o_rx_data の未使用のバイト数に設定されます。右側 (バイト0) が先頭です。
- この例では、パケットの最後のサイクルの o_rx_data に空のバイトが5つあります。
- 最後のサイクルの最小バイト数は1です。
- フレーム情報ポートおよびデータポートは、o_rx_data がHighの場合にのみ有効です。