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7.1. ステータス・インターフェイス
7.2. TX MAC Avalon STクライアント・インターフェイス
7.3. RX MAC Avalon STアライメント・クライアント・インターフェイス
7.4. TX MACセグメント化クライアント・インターフェイス
7.5. RX MACセグメント化クライアント・インターフェイス
7.6. MACフロー制御インターフェイス
7.7. PCSモードのTXインターフェイス
7.8. PCSモードのRXインターフェイス
7.9. FlexEおよびOTNモードのTXインターフェイス
7.10. FlexEおよびOTNモードのRXインターフェイス
7.11. カスタム・レート・インターフェイス
7.12. 32ビット・ソフトCWBINカウンター
7.13. リコンフィグレーション・インターフェイス
7.14. 高精度時間プロトコル・インターフェイス
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4.4.3. PTPクライアント・フロー
適切なTXおよびRXデータフローを実装してから、PTPコマンドをIPコアに送信したり、タイムスタンプを利用したりする必要があります。
重要: 次のフローで示す擬似コードは、概念的な説明を目的としています。実際のソフトウェア・ルーチンについては、デザイン例を参照してください。
次の図では、TXおよびRXのクライアント・フローを示しています。詳細は、PTP TXクライアント・フロー およびPTP RXクライアント・フロー のセクションで説明されています。
図 17. PTP TXクライアント・フロー
次の図では、PTP TXクライアント・フローの以下のイベントを表しています。詳細は、PTP TXクライアント・フロー を参照してください。
- A: IPからTXロー・オフセットデータを読み出し
- B: TXオフセット値を計算
- C: 計算したTXオフセット値をIPに書き込み
図 18. PTP RXクライアント・フロー (RS-FECあり)
次の図は、RS-FECを伴うPTP RXクライアント・フローにおける以下のイベントを表しています。詳細は、PTP RXクライアント・フロー を参照してください。
- D: RS-FEC cw_pos の値をIPから読み出し
- E: cw_pos 調整値を計算
- F: 調整値をIPに書き込み
- G: IPからRXロー・オフセットデータを読み出し
- H: RXオフセット値を計算
- I: 計算したRXオフセット値をIPに書き込み
図 19. PTP RXクライアント・フロー (RS-FECなし)
次の図は、RS-FECのないPTP RXクライアント・フローにおける以下のイベントを表しています。詳細は、PTP RXクライアント・フロー を参照してください。
- G: IPからRXロー・オフセットデータを読み出し
- H: RXオフセット値を計算
- I: 計算したRXオフセット値をIPに書き込み
用語 | 意味 |
---|---|
UI | ユニット・インターバル。特定の速度における1シリアルビットのビット時間を示します。 ユニット・インターバルは32ビット形式で定義されます。ビット [31:28] はビット時間をナノ秒 (ns) で表し、ビット [27:0] はビット時間のナノ秒小数部 (fns) を表します。 |
PL | バリアントのPMA物理レーン総数 |
FL | バリアントのFECレーン総数 |
VL | バリアントの仮想レーン総数 |
apl | PMAクアッド内の特定の物理レーンの実際の番号。取り得る値は0、1、2、および3です。 詳細は、FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド で、ビルディング・ブロック の章を参照してください。 |
pl | 特定の物理レーンに対応する論理番号。pl = 0は通常、最上位のアクティブな物理レーンを指します。 |
fl | 特定のFECレーンの論理番号 |
vl | 特定の仮想レーンの論理番号 |
read(reg_name) | reg_name レジスターからのCSR読み出しを実行します。 |
write(reg_name, value) | reg_name レジスターに対して value のCSR書き込みを実行します。 |
tx_pma_delay_ui | TXシリアライザーのレイテンシーを指定します (単位: UI)。 |
rx_pma_delay_ui | RXデシリアライザーのレイテンシーを指定します (単位: UI)。 |
tx_external_phy_delay | TX外部イーサネットPHYのレイテンシーとボードトレース遅延を指定します (単位: ns)。 |
rx_external_phy_delay | RX外部イーサネットPHYのレイテンシーとボードトレース遅延を指定します (単位: ns)。 |
UIの形式
UIの形式は他の変数の形式とは異なります。UIでは、{4ビットns部、28ビットns少数部} の形式を使用します。PTP TX/RXクライアント・フローで定義される他の変数は、{N ビットns、16ビットfns} の形式を使用します。この N は、計算の最大値を格納する最大数です。
計算にUI形式を使用する場合は、結果の小数ナノ秒部 (fns) を16ビットの形式に変換する必要があります。