F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6. リセット

F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPのイーサネット・リセットポート制御は、4つのメイン・リセットポート、5つのソフトデータパス、および統計レジスターリセットで構成されます。
図 30. IPコアの一般的なリセットロジック概念図
汎用リセット信号により、次の機能をリセットします。
  • i_reconfig_reset: リコンフィグレーション・クロックドメイン全体をリセットします。これには、ソフトCSRレジスターおよび Avalon®メモリーマップド・インターフェイスが含まれます。
  • i_tx_rst_n: TXデータパス、TXトランシーバー、およびTX EMIBアダプターをリセットします。
  • i_rx_rst_n: RXデータパス、RXトランシーバー、およびRX EMIBアダプターをリセットします。
    注: リンク障害信号が有効になっている場合は、RX MACがリセットに入ると、TX MACではアイドル通知またはリモート障害通知のみを送信することができます。データを送信することはできません。o_tx_ready/o_tx_mac_ready はLowで維持されます。
  • i_rst_n: TX/RXデータパス、トランシーバー、およびEMIBアダプターをリセットします。
    注: システムPLLをリセットすることはできません。
表 32.  リセット信号の機能この表のチェックマーク (√) は、指定されているリセット信号によってブロックがリセットされることを意味します。
重要: F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPには、ハードCSRレジスターをクリアしてデフォルト値に戻すサポートはありません。
リセット信号 PHY データパス 統計 ソフトCSR
TX RX PCS TX PCS RX MAC TX MAC RX MAC TX MAC RX
ポートリセット
i_rst_n  
i_tx_rst_n          
i_rx_rst_n          
i_reconfig_reset                
レジスターリセット
eio_sys_rst  
soft_tx_rst          
soft_rx_rst          
rst_tx_stats                
rst_rx_stats