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7.1. ステータス・インターフェイス
7.2. TX MAC Avalon STクライアント・インターフェイス
7.3. RX MAC Avalon STアライメント・クライアント・インターフェイス
7.4. TX MACセグメント化クライアント・インターフェイス
7.5. RX MACセグメント化クライアント・インターフェイス
7.6. MACフロー制御インターフェイス
7.7. PCSモードのTXインターフェイス
7.8. PCSモードのRXインターフェイス
7.9. FlexEおよびOTNモードのTXインターフェイス
7.10. FlexEおよびOTNモードのRXインターフェイス
7.11. カスタム・レート・インターフェイス
7.12. 32ビット・ソフトCWBINカウンター
7.13. リコンフィグレーション・インターフェイス
7.14. 高精度時間プロトコル・インターフェイス
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4.2.1.6. パケット間ギャップの生成と挿入
F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPのパラメーター・エディターで Average Inter-packet Gap を 12 に設定している場合、TX MACでは IEEE 802.3 Ethernet Standard で要求される送信フレーム間の最小パケット間ギャップ (IPG) を維持します。この規格で必要とされる最小平均IPGは96ビット時間 (または12バイト時間) です。MACでは不足アイドルカウンターを使用してフレーム間の実際のギャップを必要に応じて変化させることで、リンクの最大スループット要件を満たします。
Average Inter-packet Gap を 10 または 8 に設定すると、TX MACではそれに応じて最小平均IPGを10または8バイトに維持します。このオプションは中間オプションとして提供され、イーサネット規格に準拠していないIPGを強制し、IPコアのスループットを向上させるものです。
Average Inter-packet Gap を 1 に設定すると、IPコアは、データが利用可能になるとすぐにイーサネット・パケットを可能な限り最小のギャップで送信します。IPGは、コアへの書き込み時にフレームデータ間に残すスペースによって決まります。このパラメーター値を選択すると、コアはイーサネット規格に準拠しなくなりますが、アプリケーションにより平均ギャップを制御し、スループットを最大化します。パケットサイズ (P) バイトに対して、後に挿入するアイドルバイト (G) は計算式の G=8-(P%8) で指定されます。次に例をいくつか示します。
パケットサイズ (P) | ギャップ・アイドルバイト (G) |
---|---|
64 | 8 |
65 | 7 |
66 | 6 |
67 | 5 |
68 | 4 |
69 | 3 |
70 | 2 |
71 | 1 |
72 | 8 |
注: Average Inter-packet Gapを1に設定している場合でも、10GE/25GEチャネルでは実効IPGが5に強制されます。プロトコルでは10GE/25GEリンクでの5未満のIPGを禁止し、64B/66Bエンコーダーを使用してエンコードできないパケットがMACで生成されないようにしています。