F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.4.1. IP-XACTファイルの生成

F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPには、IP-XACT情報を生成することができます。このIP-XACT情報は、<ip_name>.ip ファイルに含まれます。生成されるIP-XACT情報には、IPのレジスターマップが含まれます。これには、IPに関する一般的な情報が含まれています。リセットや一部のレジスター値などのIPバリアント固有の情報は、IPバリアントによって異なる場合があります。

次の手順に従い、IP-XACTを <ip_name>.ip ファイルに生成します。
  1. IPのパラメーター・エディター・ウィンドウで、Generate HDL をクリックします。
  2. Generation ダイアログボックスで、IP-XACT 設定を選択します。
  3. Generate をクリックします。
  4. <ip_name>.ip ファイルでIP-XACT情報を確認します。

PTPが有効になっているデザインのIP-XACTファイルの生成

IPのパラメーター・エディターで Enable IEEE 1588 PTP 設定を選択すると、次のようにPTP固有のレジスターの情報が利用できるようになります。
  • PTP関連のレジスターはIPに固有です。このようなレジスターは、F-Tile Ethernet Intel FPGA Hard IPで生成される .ipxact ファイルで利用可能です。
  • PTP非対称遅延レジスターおよびP2P遅延レジスターはタイル固有です。IP固有のレジスターではありません。

    Generation ダイアログボックスで、Create HDL design files for synthesis パラメーターが Verilog または VHDL に設定されていることを確認します。

    IP合成ファイル・ディレクトリーには、生成される次の .xml ファイルが含まれます。
    • <variant_name>/eth_f_<version>/synth/eth_ptp_adpt_f_p2p_ipxact.xml
    • <variant_name>/eth_f_<version>/synth/eth_ptp_adpt_f_asm_ipxact.xml