F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

4.2.3.1. XOFFフレームの送信をトリガーする条件

F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPは再送信をサポートします。再送信では、IPコアはXOFFフレームを定期的に再送信し、信号値に基づき一時停止時間を延長します。

TX MACでは、次のいずれかの状況が発生した場合にPAUSE XOFFフレームを送信します。

  • クライアントがXOFF送信を要求している - クライアントでは、i_tx_pause および i_tx_pfc[7:0] 信号を使用して、XOFFフレームの送信を明示的に要求することができます。i_tx_pause がアサートされると、現在のフレームの送信が完了するとPAUSE XOFFフレームがイーサネット・ネットワークに送信されます。i_tx_pfc がアサートされると、PFC XOFFパケットが送信され、信号内でビットがHighになっているそれぞれのキューにXOFFが要求されます。例えば、i_tx_pfc を0x03に設定すると、キュー0と1に対するXOFF要求が送信されます。
  • ホスト (ソフトウェア) がPAUSE XOFF送信を要求している - 一時停止要求レジスターを設定すると、PAUSE XOFFフレームの送信要求がトリガーされます。同様に、PFC要求レジスターを設定すると、選択されている優先キューに対するPFC XOFFフレーム要求がトリガーされます。
  • 再送信モード - 再送信延期有効ビットの値が1で、i_tx_pause 信号のアサートが維持されている、もしくは一時停止要求レジスターの値がHighで維持されている場合に、延期量子レジスターで指定されている期間が前のPAUSE XOFF送信後に経過すると、TX MACは別のPAUSE XOFFフレームをイーサネット・ネットワークに送信します。同じメカニズムがPFCにも適用されます。IPコアが再送信モードで一時停止している間は、他の2つの方法を使用して新しいXOFFフレームをトリガーすることはできません。信号またはレジスター値は既にHighの状態です。
注: インテルでは、フロー・コントロール・ポートを使用してリモート・イーサネット・ノードにバックプレッシャーをかけることを推奨しています。