インテルのみ表示可能 — GUID: squ1614039109717
Ixiasoft
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4.4. 高精度時間プロトコル
高精度時間プロトコル (PTP) では、1588高精度時間プロトコルのタイムスタンプ情報を提供します。これは、IEEE 1588-2008 Precision Clock Synchronization Protocol for Networked Measurement and Control System Standard で定義されています。1588 PTPロジックでは、送受信されるパケットに96ビット・タイムスタンプ情報を生成します。生成されるタイムスタンプは、Start of Frame Delimiter (SFD) バイト後の最初のビットがFPGAシリアルピン (Medium Dependent Interface、つまりMDI) を通過する時刻を提供します。
1ステップのTX動作では、IPコアはパケット送信時にPTPメッセージの内容をオンザフライで更新します。この更新には、96ビットの1588 v2形式のタイムスタンプと、滞留時間、非対称遅延、およびピアツーピア平均パス遅延の更新補正フィールドが含まれます。IPコアは、UDP/IPv4チェックサム・フィールドを0に設定し、拡張バイトをUDP/IPv6パケットの正しいチェックサムに更新します。
1588 PTPパケットではフィンガープリントをともなうことができます。この情報を使用して、返されるTXタイムスタンプと送信されるPTPパケットを関連付けることができます。フィンガープリント情報が提供されると、IPコアはそれを変更することなく渡します。
IPコアは、Time of Day (TOD) モジュールに接続します。このモジュールでは、入力クロック周波数に基づき現在の時刻を継続して提供します。
PTPモードにおけるF-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPとサポート・ロジックブロックの間の適切な接続に関しては、F-Tile Ethernet Intel FPGA Hard IP Design Example を参照してください。