F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6.1. リセット信号

IPコアには4つのソフトリセット入力があります。これらのリセットは非同期ですが、内部で同期されます。
表 33.  リセット信号指定されているリセットはすべて非同期です。
信号 詳細
入力信号
i_rst_n

アクティブLowリセット非同期信号。o_rst_ack_n がデアサートするまでデアサートしないでください。

  • TXインターフェイスをリセットします (TX PCSおよびTX MACを含む)
  • RXインターフェイスをリセットします (RX PCSおよびRX MACを含む)
  • TX PMAおよびTX EMIBをリセットします
  • RX PMAおよびRX EMIBをリセットします

このリセットにより、o_rst_ack_n 出力信号がアサートされます。

i_tx_rst_n

アクティブLowリセット非同期信号。TXデータパス全体をリセットします (TX PCS、TX MAC、TX PMA、およびTX EMIBを含む)。o_rst_ack_n がアサートするまでデアサートしないでください。

i_rx_rst_n

アクティブLowリセット非同期信号。RXデータパス全体をリセットします (RX PCS、RX MAC、RX PMA、およびRX EMIBを含む)。o_rst_ack_n がアサートするまでデアサートしないでください。

i_reconfig_reset

アクティブHighリコンフィグレーション・リセット信号。リコンフィグレーション・クロックドメイン全体をリセットします (ソフトレジスター (CSR) を含む)。

このリセットは、電源投入後、またはコンフィグレーション時にアサートします。i_reconfig_clk は、このリセットをデアサートする前に安定している必要があります。

注:
F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPでAN/LT機能を有効にしている場合は、電源投入後に kr_pause AN/LT CSRレジスタービットを1に設定し、kr_paused が1に設定されるのを待機してから、i_reconfig_reset をアサートする必要があります。これにより、i_reconfig_reset を安全にトグルすることができます。
出力信号
o_rst_ack_n

i_rst_n リセットに対するアクティブLow非同期肯定応答信号です。

i_rst_n リセットは、o_rst_ack_n がアサートするまでデアサートしないでください。

o_tx_rst_ack_n

i_tx_rst_n リセットに対するアクティブLow非同期肯定応答信号です。

i_tx_rst_n リセットは、o_tx_rst_ack_n がアサートするまでデアサートしないでください。

o_rx_rst_ack_n

i_rx_rst_n リセットに対するアクティブLow非同期肯定応答信号です。

i_rx_rst_n リセットは、o_rx_rst_ack_n がアサートするまでデアサートしないでください。

ステータス信号
o_tx_lanes_stable TXデータパスのアクティブHigh非同期ステータス信号です。
  • TXデータパスでデータを送信する準備ができるとアサートされます。
  • i_tx_rst_n/i_rst_n 信号がアサートされた場合、またはオートネゴシエーションおよびリンク・トレーニング動作時にデアサートします。
o_rx_pcs_ready RXデータパスのアクティブHigh非同期ステータス信号です。
  • RXデータパスでデータを受信する準備ができるとアサートされます。
  • i_rx_rst_n/i_rst_n 信号がアサートされた場合、またはオートネゴシエーションおよびリンク・トレーニング動作時にデアサートします。