インテルのみ表示可能 — GUID: cuq1600750204992
Ixiasoft
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4.2.1. MAC TXデータパス
チャネル内のTX MACモジュールが有効になっている場合、クライアント・ペイロード・データを送信先アドレスおよび送信元アドレスとともに受信し、指定されているコンフィグレーションに応じてさまざまなヘッダーフィールドを追加、付加、または更新します。MACでは、クライアントから受信する送信先アドレスまたはペイロードを変更しません。ただし、TX MACモジュールではプリアンブルを追加し (IPコアがユーザーロジックからプリアンブルを受信するようにコンフィグレーションされていない場合)、8バイトを超えるフレームのペイロードをパディングすることで、最小イーサネット・フレーム・ペイロードの46バイトを満たします。送信元アドレスの挿入が有効になっている場合は、データの送信元アドレスフィールド位置にあるバイトを、パラメーターとして提供し格納されている送信元アドレスと置き換えます。
TX MACインターフェイスでは、非連続転送をサポートしません。i_tx_valid または i_tx_mac_valid は、同じパケットのパケット開始信号とパケット終了信号のアサートの間で継続してアサートしている必要があります。非連続パケットを送信する場合は、ストアおよびフォワード・パケット・メカニズムを実装する必要があります。
MAC Avalon ST インターフェイスを使用している場合、TX MACインターフェイスのReady信号がLowになった際に、Valid信号をLowにすることも可能です。MACセグメント化インターフェイスを使用している場合は、Valid信号をLowにする必要があります。
クライアント・インターフェイスには、i_tx_skip_crc または i_tx_mac_skip_crc という名前のポートが含まれています。このポートがフレームでアサートされると、MACは送信元アドレス、パディング、およびCRCの挿入をスキップします。
- CRCの挿入をスキップする場合、クライアントでは、書き込むフレームデータのCRCをフレームの最後の4バイトで提供する必要があります。
- パディングをスキップする場合、フレームデータは、完全に形成されたフレームヘッダーを含むことができる十分な大きさにする必要があります (少なくとも14バイト長)。そうしないと、MACはそれをエラーフレームとして自動的にマークします。
TX MACモジュールでは通常、アイドルバイトを挿入して平均IPGを維持します。
F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPは、9バイト未満の着信フレームをドロップします。
- <p> = ペイロードサイズ (任意の大きさ)
- <s> = パディングビット数 (0から46バイト)
- <g> = IPGビット数 (フルバイト)
次に示すセクションでは、TX MACによって実行される機能を説明しています。