F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
Public
ドキュメント目次

7.4.1. TX MACセグメント化クライアント・インターフェイス (プリアンブル・パススルーを無効にしている場合)

図 42. イーサネット・パケットのフィールドとフレーム境界パラメーター・エディターで Preamble Passthrough をオフにしている場合、MACに提供されるデータの最初のサイクルで、i_tx_mac_data を次に示すとおりに書き込む必要があります。
注: 10GE/25GEチャネルの場合、ヘッダーデータの書き込みには複数のサイクルが必要です。
表 43.  TX MAC i_tx_mac_data のフィールド位置 (プリアンブル・パススルーを無効にしている場合)
重要:

10GE/25GEでは、ヘッダーデータに複数の転送サイクルが必要です。

10GE/25GE i_tx_mac_data 列の記号「'」は、後続サイクルでの転送を示しています。

40GE/50GE/100GE/200GE/400G

i_tx_mac_data

10GE/25GE

i_tx_mac_data

MACフィールド 備考
[7:0] [7:0]' Dest Addr[47:40] 送信先アドレスの最初のオクテットで、フレーム開始区切り文字 (SFD) に続きます。
[15:8] [15:8]' Dest Addr[39:32]  
[23:16] [23:16]' Dest Addr[31:24]  
[31:24] [31:24]' Dest Addr[23:16]  
[39:32] [39:32]' Dest Addr[15:8]  
[47:40] [47:40]' Dest Addr[7:0]  
[55:48] [55:48]' Src Addr[47:40] Source Address Insertion をオンにしている場合、内容が txmac_saddr に置換されます。ただし、i_tx_mac_skip_crc がHighになっている場合を除きます。
[63:56] [63:56]' Src Addr[39:32]
[71:64] [7:0] Src Addr[31:24]
[79:72] [15:8] Src Addr[23:16]
[87:80] [23:16] Src Addr[15:8]
[95:88] [31:24] Src Addr[7:0]
[103:96] [39:32] Length/Type[15:8]  
[111:104] [47:40] Length/Type[7:0]  
[…:112] [63:48]  
注:
  • 上の表では、バスのバイト順序はLSBからMSBに流れ、MAC送信先アドレスの最初のバイトがLSBです。MACでは、このバイトをフレーム開始区切り文字 (SFD) の後の最初のバイトとみなします。
  • ビット番号0は常に、各バイトのLSBです。
    • 例えば、40GE/50GE/100GE/200GE/400GEインターフェイスでは、i_tx_data[0] はSFDの後に送信され、イーサネット送信先アドレスのユニキャスト/マルチキャスト・ビットに対応します。