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7.1. ステータス・インターフェイス
7.2. TX MAC Avalon STクライアント・インターフェイス
7.3. RX MAC Avalon STアライメント・クライアント・インターフェイス
7.4. TX MACセグメント化クライアント・インターフェイス
7.5. RX MACセグメント化クライアント・インターフェイス
7.6. MACフロー制御インターフェイス
7.7. PCSモードのTXインターフェイス
7.8. PCSモードのRXインターフェイス
7.9. FlexEおよびOTNモードのTXインターフェイス
7.10. FlexEおよびOTNモードのRXインターフェイス
7.11. カスタム・レート・インターフェイス
7.12. 32ビット・ソフトCWBINカウンター
7.13. リコンフィグレーション・インターフェイス
7.14. 高精度時間プロトコル・インターフェイス
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4.2.1.7. TXパッキングロジック
重要: TX MACセグメント化インターフェイス使用時に最大のスループットを実現するには、入力パケットを密にパッキングし、間にアイドルセグメントを残さないようにする必要があります。
TXパッキングロジックの機能
送信方向のF-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IP TXパッキングは、MACセグメント化モードで実装することができます。この機能は、ソフトロジックで実装されます。
図 7. IPのパラメーター・エディターでのTXパッキングの有効化

- MACセグメント化モードにおけるTXパッキングは、PTPを有効にしている場合は50Gから400G (MACセグメント化インターフェイス幅が128b以上)、PTPを有効にしていない場合は40Gから400Gまでのすべてのレートに実装されます。このTXパッキングロジックにより、次の表に示すようにIPリソース使用率が増加します。
表 13. IPリソース使用率 PTPを有効にしている
PTPを有効にしていない
216 ALM (50GE)
205 ALM (40GE/50GE)
809 ALM (100GE) 791 ALM (100GE)
2606 ALM (200GE) 2583 ALM (200GE)
7457 ALM (400GE) 7281 ALM (400GE)
- TXパッキングロジックにより、最大30サイクルの i_clk_tx レイテンシーが追加されます。
- TXパッキング機能はデフォルトでは無効になっており、以前のIPバージョンとの下位互換性を維持しています。IPをフル・トラフィック・スループットで実行しない場合は、disableオプションを使用してIPの使用率とレイテンシーを小さくします。TXパッキングを無効にしている場合に、パケット間にアイドルセグメントがあるパッキングされていないデータを送信すると、TX MACの最大スループットは低下します。
- TX MACセグメント化インターフェイスでパッキングされていないデータが生成されている場合、TXでのパッキングにより、IPではドロップや破損なしに、すべてのトラフィックで100%に近いラインレートを満たすことができます。
TXパッキングが無効になっているTX MACセグメント化クライアント・インターフェイス
TXパッキングロジックを使用せずに100%に近いラインレートを実現するには、次に示すように、MACセグメント化インターフェイスで独自のパッキングロジックを実装する必要があります。
次の図は、MACセグメント化インターフェイスの100GEパケットデータ例を表しています。
- 左側のボックスは、2つのパケット間に2から3のアイドルセグメントがあるパッキングが粗いデータの例を示しています。
- 右側のボックスは、2つのパケット間にアイドルセグメントがないようにデータをパッキングしている状態を示しています。右の図のようにIP入力をパッキングします。
図 8. TXパッキングが無効になっているTX MACセグメント化クライアント・インターフェイス