F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.6. MACフロー制御インターフェイス

F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPMAC Avalon STまたはセグメント化されているMACのバリエーションにおけるMACフロー制御インターフェイスでは、フロー制御イベントを通知および受信します。
表 48.  MACフロー制御インターフェイスすべてのインターフェイス信号で i_clk_tx クロックを使用します。10GE/25GEチャネルでは、すべてのインターフェイス信号は非同期です。

信号名

内容

i_tx_pause 1ビット

アサートすることで、IPコアに対して、PAUSE XOFFフレームをイーサネット・リンクで送信するように指示します。

注: 10GE/25GEチャネルの場合は、i_tx_pause 信号を205ns以上保持し、MACで要求がキャプチャーされるようにします。
i_tx_pfc[7:0] 8ビット

いずれかのビットをアサートすることで、IPコアに対して、対応する優先キューにPFC XOFFフレームをイーサネット・リンクで送信するように指示します。

注: 10GE/25GEチャネルの場合は、i_tx_pfc 信号を205ns以上保持し、MACで要求がキャプチャーされるようにします。

立ち上がりエッジにより要求をトリガーします。この信号は、IPコアで一時停止期間を終了するまで1の値に維持する必要があります。IPコアでは、現在インフライトにあるTXパケットの処理が完了後に、PFC XOFFフレームを送信します。これは、i_tx_pfcビットをデアサートするまで定期的に続きます。このビットをデアサートすると、IPコアでは対応する優先キューに対してPFC XONフレームをイーサネット・リンクで送信します。この信号は、優先フロー制御が有効になっている場合にのみ機能します。

o_rx_pause 1ビット

アサートされている場合、IPコアでPAUSE XOFFフレームをイーサネット・リンクで受信したことを示します。

o_rx_pfc[7:0] 8ビット

いずれかのビットがアサートされている場合は、IPコアで対応する優先キューに対するPFC XOFFフレームをイーサネット・リンクで受信したことを示します。