F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

9.1.4. パラメーター

F-Tile Auto-Negotiation and Link Training for Ethernet Intel® FPGA IPのパラメーター・エディターでパラメーターを設定し、IPのバリエーションをコンフィグレーションすることができます。

F-Tile Auto-Negotiation and Link Training for Ethernet Intel® FPGA IPのパラメーターには次のタブがあります。
  • AN/LT Options
  • AN Channel Map
  • Target Profile Settings
図 64.  F-Tile Auto-Negotiation and Link Training for Ethernet Intel® FPGA IPのパラメーター: IPタブ
注: Target Profile Settings タブは、F-Tile Auto-Negotiation and Link Training for Ethernet Intel® FPGA IP GUIの AN/LT Options タブで Enable Dynamic AN/LT オプションを選択している場合にのみ利用可能です。
表 71.   F-Tile Auto-Negotiation and Link Training for Ethernet Intel® FPGA IPのパラメーター: IPタブこの表では、無効なパラメーター値の組み合わせに関する情報は提供していません。競合する選択を行うと、パラメーター・エディターは System Messages ペインにエラーメッセージを生成します。

パラメーター

範囲

デフォルト設定

パラメーターの説明

モードの設定
Enable auto-negotiation on reset
  • On
  • Off
On オートネゴシエーションを有効にします。
Enable link training on reset
  • On
  • Off
On リンク・トレーニングを有効にします。
Enable ECC protection
  • On
  • Off
Off Nios® IIメモリーの誤り訂正コード (ECC) を有効にします。

この機能を有効にするには、 Nios® IIライセンスを取得する必要があります。ライセンスの取得については、インテルの営業担当にお問い合わせください。

PMA type
  • FHT
  • FGT
FGT

PMAのタイプ。

PMAのタイプを選択します。それぞれのPMAのデータレート範囲とコンプライアンス仕様は異なります。

選択するモードは、ベースIPで選択している PMA mode と一致している必要があります。

Ethernet mode
  • 10GE-1
  • 25GE-1
  • 40GE-4
  • 50GE-2
  • 50GE-1
  • 100GE-4
  • 100GE-2
  • 100GE-1
  • 200GE-8
  • 200GE-4
  • 200GE-2
  • 400GE-8
  • 400GE-4
10GE-1

イーサネットのコンフィグレーション。

ポートで使用する物理レーン数全体のポート帯域幅を指定します。

用語XGbE-Yの内容は次のとおりです。
  • Xは、ポートの全体的な帯域幅です。
  • Yは、ポートで使用する物理レーン数です。

選択するモードは、ベースIPで選択している Ethernet mode と一致している必要があります。

KR or CR mode
  • KR mode
  • CR mode
CR mode オートネゴシエーション時のオプションを選択します。
Number of ports 1-16 4 IPに接続しているベース・イーサネットIPポート数を選択します。
FEC mode
  • None
  • IEEE 802.3 BASE-R Firecode (CL74)
  • IEEE 802.3 RS(528,514) (CL91) or

    IEEE 802.3

    RS(544,514)

    (CL134)

  • Ethernet Technology Consortium RS(272, 258)
None

各ポートのFECモードを選択します。

IPコアでは、次のFECタイプをサポートします。
  • IEEE 802.3 BASE-R Firecode (CL74) は、25GE-1でのみ使用可能です。
  • IEEE 802.3 RS(528,514) (CL91)

  • IEEE 802.3 RS(544,514) (CL134)

  • Ethernet Technology Consortium RS(272,258) は、RS(544,514) の低レイテンシー代替版です。
Link fail inhibit time 0-20000
  • 505 (NRZの場合)
  • 3150 (50G PAM4の場合)
  • 12350 (100G PAM4の場合)

オートネゴシエーションのリンク障害抑止タイムアウトをミリ秒単位で設定します。

デフォルト値
  • 505ms (NRZモードの場合)
  • 3150ms (50G PAM4モードの場合)
  • 12350ms (100G PAM4モードの場合)
Status clock frequency 100-250 100

オートネゴシエーションおよびリンク・トレーニングのステータスクロック周波数を選択します。

i_clk 入力の周波数に設定し、タイマーを正常に機能させる必要があります。

Enable ANLT Debug Endpoint for Ethernet Toolkit
  • On
  • Off
Off 外部端子へのJTAGインターフェイスを有効にして、イーサネット・ツールキット (ETK) でAN/LTのコンフィグレーションおよびステータスレジスターにアクセスできるようにします。
Enable Fast Simulation
  • On
  • Off
On

高速シミュレーションを有効にして、オートネゴシエーションとリンク・トレーニング機能、FHTまたはFGT機能をスキップします。さらに、AN/LTステータスレジスターを更新してAN/LTの完了を反映します。

注: Enable Dynamic AN/LT が有効になっている場合は、Enable Fast Simulationはサポートされません。
Enable Dynamic AN/LT
  • On
  • Off
Off AN/LT IPのダイナミック・リコンフィグレーション機能を有効にします。ANLTポートに関連付けられているベース・イーサネットIPの二次プロファイルに基づき、設定の正しい組み合わせを使用していることを確認します。このパラメーターを選択すると、Target Profile Settings タブが有効になります。
注: 選択するEnable AN/LTは、AN/LTポートに関連付けられているベース・イーサネットIPの二次プロファイルによって異なります。

AN Channel Map

AN channel

AN channel location <n>

0-7

0

各イーサネット・ポートのANレーンデフォルト位置を選択します。<n> は0から (レーン数 - 1) の範囲の整数です。例えば、100GE-4の場合、AN channel location <n> パラメーターは0から3になります。
注:
  • Enable Dynamic AN/LT を設定している場合は、すべてのマルチレーン・デザインで AN_CHAN = 0のみがサポートされます。
  • 選択するANチャネルは、ボードのPMA物理チャネル接続と、AN/LTを有効にする目的の物理チャネルによって異なります。

このオプションは、シングルレーン (例: 10GE-1、25GE-1) では使用できません。

Target Profile Settings
注: ANLTポートに関連付けられているベース・イーサネットIPの二次プロファイルに基づき、設定の正しい組み合わせを使用していることを確認します。
Advertise Low Latency FEC Request
  • On
  • Off
Off

override consortium low-latency FEC requestフィールド (レジスター0xCCのビット3) の値を設定します。

Advertise RS-FEC Request
  • On
  • Off
Off override RS-FEC abilityフィールド (レジスター0xCCのビット10) の値に設定する必要があります。
Advertise RS-FEC Ability
  • On
  • Off
Off override RS-FEC abilityフィールド (レジスター0xCCのビット8) の値を設定します。
Advertise BASER-FEC Request
  • On
  • Off
Off override BASER-FEC requestフィールド (レジスター0xCCのビット11) の値を設定します。
Advertise BASER-FEC Ability
  • On
  • Off
Off override BASER-FEC abilityフィールド(レジスター0xCCのビット9) の値を設定します。

Advertise Low Latency FEC Ability

LL FEC Ability for 50G BASE-CR1/KR1
  • On
  • Off
Off override consortium low-latency FEC abilityフィールド (レジスター0xCCのビット4) の値を設定します。
LL FEC Ability for 100G BASE-CR2/KR2
  • On
  • Off
Off override consortium low-latency FEC abilityフィールド (レジスター0xCCのビット5) の値を設定します。
LL FEC Ability for 200G BASE-CR4/KR4
  • On
  • Off
Off override consortium low-latency FEC abilityフィールド (レジスター0xCCのビット6) の値を設定します。
Advertise IEEE Port Ability
10G BASE-KR(A2)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット12) の値を設定します。
40G BASE-KR4 (A3)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット13) の値を設定します。
40G BASE-CR4 (A4)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット14) の値を設定します。
100G BASE-KR4(A7)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット15) の値を設定します。
100G BASE-CR4(A8)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット16) の値を設定します。
25G BASE-KR-S/CR-S/A9
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット17) の値を設定します。
25G BASE-KR-CR-A10
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット18) の値を設定します。
50G BASE-KR-CR(A13)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット19) の値を設定します。
100G BASE-KR2/CR2(A14)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット20) の値を設定します。
200G BASE-KR/CR4(A15)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット21) の値を設定します。
100G BASE-KR/CR(A16)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット22) の値を設定します。
200G BASE -KR2/CR2 (A17)
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット23) の値を設定します。
400G BASE - KR4/CR4
  • On
  • Off
Off override IEEE port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット29) の値を設定します。
Advertise Consortium Port Ability
25G BASE-KR1 (D20)
  • On
  • Off
Off override consortium port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット24) の値を設定します。
25G BASE-CR1 (D21)
  • On
  • Off
Off override consortium port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット25) の値を設定します。
50 BASE-KR2 (D24)
  • On
  • Off
Off override consortium port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット26) の値を設定します。
50 BASE-CR2 (D25)
  • On
  • Off
Off override consortium port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット27) の値を設定します。
400G BASR-KR8/CR8 (D34)
  • On
  • Off
Off override consortium port abilityフィールド (レジスター0xCCのビット28) の値を設定します。