インテルのみ表示可能 — GUID: cug1600843335768
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5.6. カスタム拍
- TX PMAのリファレンス・クロックとシステムPLLのリファレンス・クロックが異なる場合。システムPLL周波数はPMAパラレル周波数と同じになるようにコンフィグレーションされますが、TX PMAパラレルクロック周波数とシステムPLL周波数でPPMの差が生じる場合があります。
- システムPLL周波数がPMAパラレルクロック周波数よりも高い場合。この非標準のシステムPLL周波数は、複数のインターフェイスで同じシステムクロックを共有する場合に必要になることがあります (一部のインターフェイスをPMAパラレルクロック周波数よりも高い、オーバークロックされたシステムPLL周波数で実行する必要がある)。このシナリオは、システムPLLの数が限られている場合や、ダイナミック・リコンフィグレーションが有効になっている場合に発生する可能性があります。
インターフェイスでカスタム拍が必要な場合は、カスタム拍を有効にする必要があります。カスタム拍を有効にするには、System PLL frequency IPパラメーターで Custom を選択し、必要なカスタムシステムPLL周波数を入力します。
System PLL frequency IPパラメーターが Custom に設定されている場合、IPは内部にカスタム拍コントローラーを含みます。
外部カスタム拍コントローラーが必要な場合は、External Custom Cadence Controller IPパラメーターを選択し、外部カスタム拍コントローラーを有効にします。このオプションを選択すると、外部カスタム拍コントローラーが有効になり、i_custom_cadence 入力ポートがIPポートリストで利用できるようになります。i_custom_cadence 入力ポートを駆動して、安定したデータ有効拍を生成します。
複数のIPインスタンスのデザインでは、外部カスタム拍コントローラー・オプションを使用してロジックを複数のIPで共有し、リソース使用率を減らすことができます。
コンフィグレーション | システムPLL周波数 (MHz) | ユースケース | カスタム拍コントローラーの選択 |
---|---|---|---|
NRZモード
|
830.078125 |
|
一般的な805.6640625MHzではなく830.078125MHzを選択している場合、IPでは内部カスタム拍コントローラー・ロジックが有効になります。 |
PCS OTN FlexE |
805.6640625 または 830.078125 |
|
830.078125MHzまたは805.6640625MHzの場合、IPでは内部カスタム拍コントローラー・ロジックが有効になります。 |
次のクライアント・インターフェイスを備えるバリアント
|
カスタムPLL |
|
外部カスタム拍コントローラーが無効になっている場合は、IPでは内部カスタム拍コントローラーが有効になります。 外部カスタム拍コントローラーが有効になっている場合は、i_custom_cadence ポートを駆動する必要があります。 |
クライアント・インターフェイス | システムPLL周波数 (MHz) | PMA/システムPLLのリファレンス・クロックソース | カスタム拍の必要性 | カスタム拍コントローラー | クライアント・インターフェイス周波数 | FIFO要件 |
---|---|---|---|---|---|---|
MAC Avalon® ST | 805.6640625 | 同じ | なし | — | システムPLL周波数/2と同じ (402.83203125MHz) |
なし |
MAC Avalon® ST | 805.6640625 | 同じ | なし | — | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz) |
Enable asynchronous adapter clocks パラメーターはオン |
MAC Avalon® ST | カスタム (例: 805.6640625) |
異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2と同じ (例: 402.83203125MHz) |
なし |
MAC Avalon® ST | カスタム (例: 805.6640625) |
異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz) |
Enable asynchronous adapter clocks パラメーターはオン 18 |
MAC Avalon® ST | 830.078125 | 同じ | あり | 内部 | システムPLL周波数/2と同じ (415.078125MHz) |
なし |
MAC Avalon® ST | 830.078125 | 同じ | あり | 内部 | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz、402.83203125MHz) |
Enable asynchronous adapter clocks パラメーターはオン |
MAC Avalon® ST | カスタム (例: 830.078125または900) |
同じまたは異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2と同じ (例: 415.078125MHz、450MHz) |
なし |
MAC Avalon® ST | カスタム (例: 830.078125または900) |
同じまたは異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz、402.83203125MHz) |
Enable asynchronous adapter clocks パラメーターはオン 18 |
MACセグメント化 | 805.6640625 | 同じ | なし | — | システムPLL周波数/2と同じ (402.83203125MHz) |
なし |
MACセグメント化 | 805.6640625 | 同じ | なし | — | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz) |
イーサネットIP外部でインスタンス化されるクライアント・カスタムFIFO |
MACセグメント化 | カスタム (例: 805.6640625) |
異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2と同じ (例: 402.83203125MHz) |
なし |
MACセグメント化 | カスタム (例: 805.6640625) |
異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz) |
イーサネットIP外部でインスタンス化されるクライアント・カスタムFIFO |
MACセグメント化 | 830.078125 | 同じ | あり | 内部 | システムPLL周波数/2と同じ (415.078125 MHz) |
なし |
MACセグメント化 | 830.078125 | 同じ | あり | 内部 | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz、402.83203125MHz) |
イーサネットIP外部でインスタンス化されるクライアント・カスタムFIFO |
MACセグメント化 | カスタム (例: 830.078125または900) |
同じまたは異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2と同じ (例: 415.078125MHz、450MHz) |
なし |
MACセグメント化 | カスタム (例: 830.078125または900) |
同じまたは異なる (PPM) | あり | 内部または外部 | システムPLL周波数/2とは異なる (例: 390.625MHz、402.83203125MHz) |
イーサネットIP外部でインスタンス化されるクライアント・カスタムFIFO |