DisplayPort Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683273
日付 10/16/2023
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ドキュメント目次

9.4. btc_dprx_aux_handler

   

プロトタイプ

int btc_dprx_aux_handler(
BYTE rx_idx
BYTE cmd,
unsigned int address,
BYTE length,
BYTE *data)

スレッドセーフ

Yes

ISR から利用可能

Yes

インクルード

< btc_dprx_syslib.h >

戻り値

0 = 成功、 1 = 失敗

パラメーター

  • rx_idx — シンク・インスタンス・インデックス (0 ~ 3)
  • cmd — コマンド
  • address — アドレス
  • length — 長さ (0 ~ 16)
  • data — 書き込まれるデータへのポインター

説明

この関数は、接続された DisplayPort ソースによって発行された AUX チャネル要求を処理します。

cmdaddress はそれぞれ受信した元の要求のコマンドバイトとアドレスです (詳細は VESA DisplayPort Standard を参照)。その要求が書き込みである場合、data はソースにより送信されたデータバイトを指す必要があります。アドレスのみの要求をサポートするために、length はソースによって送信された元の len バイトに 1 を加えた値です。要求が読み出しの場合、data は使用されず、NULL となります。

この関数は、システム・ライブラリーに実装されている DPCD レジスターのすべての機能を提供します。これには以下が含まれます。

  • DPCD ロケーション読み取り/書き込みサポート
  • EDID 読み取りサポート
  • リンク・トレーニングの実行
  • AUX チャネルからの返信をソースへ転送

btc_dprx_aux_handler(0, pcmd, padd, plen, pwrdata);