DisplayPort Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683273
日付 10/16/2023
Public
ドキュメント目次

9.62. btc_dptx_mst_tavgts_set

   

プロトタイプ

int btc_dptx_mst_tavgts_set(
BYTE tx_idx,
BYTE strm_idx,
BYTE value)

スレッドセーフ

No

ISR から利用可能

No

インクルード

< btc_dptx_syslib.h >

戻り値

0 = 成功、 1 = 失敗

パラメーター

  • tx_idx — ソース・インスタンス・インデックス (0 ~ 3)
  • strm_idx — ストリーム・インデックス (0 ~ 3)
  • value — ターゲットとする平均タイムスロット値 (0 ~ 64).

説明

この関数は、ターゲットとする平均タイムスロット値を設定します。この値 64 を指定すると、VCP Fill シーケンスが strm_idx ストリームに割り当てられた全てのタイムスロットを占有します。

btc_dptx_mst_tavgts_set(0,p_ppbn,p_GUID,p_rfn,p_nd);

ターゲットとする平均タイムスロット値 (TAVG_TS) は、割り当てられたタイムスロットがこの数の上限であると仮定して、ストリームが占有する MTU あたりのタイムスロット数の端数部分を 64 倍したものとして表されます。

例えば、4.7 タイムスロット/MTU が占有されている場合 (VCP ID テーブルでは 5 タイムスロット/MTU が割り当てられている)

TAVG_TS = CEIL(FRAC(4.7)*64) = CEIL(0.7*64) = 45

TAVG_TS が 64 に設定されている場合、VCP Fill はストリームに割り当てられた各タイムスロットに生成されます。