DisplayPort Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683273
日付 10/16/2023
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ドキュメント目次

6. DisplayPort シンク

DisplayPort シンクは、DisplayPort デコーダーブロック、トランシーバー管理ブロック、コントローラー・インターフェイス・ブロック、および Nios II プロセッサーのような組み込みコントローラーとの接続用の Avalon®メモリーマップド・インターフェイス を備える HDCP インターフェイス・ブロックで構成されています。

図 30. DisplayPort シンク・トップレベルのブロック図
図 31. DisplayPort 1.4 シンクの機能ブロック図

DP1.4 デバイス・トランシーバーは、20 ビット (デュアルシンボル) または 40 ビット (クアッドシンボル) のパラレル DisplayPort データをシンクに送信します。各データレーンはトランシーバーからのそれぞれのクロック出力によって IP にクロック入力されます。シンク内部では、4 つの独立したクロックドメインがレーン 0 クロックに同期されます。その後、IP は次の動作を実行します。

  1. IP はデータストリームをアラインメントし、8B/10B デコーディングを実行します。
  2. IP はデータをデスキューした後、データをデスクランブルします。
  3. IP スクランブルされていないデータストリームをパラレルパスに分割します。
    1. SS デコーダーブロックはセカンダリー・ストリーム・デコーディングを実行し、コアはこれを DCFIFO を介して rx_ss_clk ドメインに転送します。
    2. メイン・データ・パスは、入力ストリームからすべてのピクセルデータを抽出します。次に、ギアボックス・ブロックがピクセルデータを現在のビット/ピクセルデータ幅にリサンプリングします。次に、IP コアは DCFIFO を介してピクセルデータを rxN_vid_clk ドメインに交差させます。最後に、IP はデータをシングル、デュアル、またはクアッドピクセルのデータストリームに転送します。
    3. MSA デコードパス
    4. ビデオ・デコードパス