DisplayPort Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683273
日付 10/16/2023
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ドキュメント目次

6.6.8. トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイス

トランシーバーは、デザインのバリエーションに応じて、シングルまたはデュアル・リファレンス・クロックを受け入れるようにリコンフィグレーションすることができます。

表 56.  各種デザイン・バリエーションのトランシーバー・リコンフィグレーション
デバイス データレート リファレンス・クロック周波数 詳細
Intel FPGA Cyclone 10、Intel FPGA Arria 10 RBR、HBR、HBR2、HBR3 135MHz すべての HBR* データレート用の単一リファレンス・クロック
Intel FPGA Stratix 10 RBR、HBR、HBR2、HBR3 135MHz HBR4 レートと UHBR4 レート間で必要なリファレンス・クロックの切り替え
UHBR10、UHBR20 100 MHz
Intel FPGA Agilex RBR、HBR、HBR2、HBR3、UHBR10 150 MHz すべての HBR* および HBR* データレート用の単一リファレンス・クロック

ランタイム中、RX CDR PLL の分周比を変更することで、トランシーバーをいずれかのビットレートで動作するようリコンフィグレーションできます。

IP が要求を作成すると、 rx_reconfig_req ポートが High になります。ユーザーロジックは、 rx_reconfig_ack をアサートし、トランシーバーをリコンフィグレーションします。リコンフィグレーション中、ユーザーロジックは rx_reconfig_busy を High で保持します。リコンフィグレーションが完了すると、ユーザーロジックはこれを Low で駆動します。

注: トランシーバーにはリコンフィグレーション・コントローラーが必要です。パワーアップ時には、トランシーバーをデフォルト状態にリセットします。
4 詳細は、それぞれのデザイン例のユーザーガイドを参照してください。