DisplayPort Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683273
日付 10/16/2023
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ドキュメント目次

7.1. DisplayPort Intel® FPGA IP ソース・パラメーター

ソースのパラメーターを設定するには、DisplayPort Intel® FPGA IP パラメーター・エディターを使用します。

表 58.  ソース・パラメーター
パラメーター 詳細
Device family インテル® Agilex™ 7 インテル® Stratix® 10 インテル® Arria® 10 インテル® Cyclone® 10 GX、Arria V GX、Arria V GZ、Cyclone V、Stratix V からターゲット・デバイスファミリーを選択します。
Support DisplayPort source DisplayPort ソースを有効にするにはオンにします。
Maximum video input color depth DisplayPort ソースがサポートする最大ビデオ入力色深度 (bpc) を決定します。6、8、10、12、16 bpc から選択します。
注: DisplayPort ソースはデフォルトで RGB、YCbCr 4:4:4、YCbCr 4:2:2、および YCbCr 4:2:0 のビデオ・フォーマットをサポートします。
TX maximum link rate 20Gbps、10Gbps、8.1Gbps、5.4Gbps、2.7Gbps、1.62Gbps からサポートされる最大リンクレートを選択します。
注: Cyclone V デバイスは最大 2.7Gbps のみサポートします。8.10Gbps は、 インテル® Arria® 10 インテル® Cyclone® 10 GX インテル® Stratix® 10、および インテル® Agilex™ 7 デバイスのクロックあたりのクアッドシンボルのみ利用可能です。
注: UHBR レートは、 インテル® Stratix® 10 および インテル® Agilex™ 7 F タイルデバイスでのみサポートされます。
Maximum lane count

サポートする最大レーンを 1、2、4 から選択します。

注: Support MST パラメーターをオンにすると、最大レーン数は 4 レーンに固定されます。
Symbol output mode

TX トランシーバーのデータ幅をクロックあたりのシンボルで決定します。デュアル (20ビット) またはクアッド (40ビット) を選択します。

デュアル・シンボル・モードはロジックリソースを節約できますが、コアをクアッド・シンボル・モードの 2 倍のクロック周波数で動作させる必要があります。デバイスでタイミング・クロージャーが問題になる場合は、クアッド・シンボル・モードの使用を検討してください。

注: 8.1Gbps 以上の場合、このオプションはクアッド (40ビット) に制限されます。
Pixel input mode クロックあたりのピクセル数 (シングル、デュアル、クアッドシンボル) を選択します。
  • 1 クロックあたりデュアルピクセルを選択すると、ピクセルクロックはフル・レート・クロックの 1/2 となり、ビデオポートは 2 倍広くなります。
  • 1 クロックあたり 4 ピクセルを選択すると、ピクセルクロックはフルレートクロックの 1/4 となり、ビデオポートは 4 倍広くなります。
Scrambler seed value スクランブラー・ブロックの初期シード値を選択します。
  • DP: 16’hFFFF
  • eDP: 16’hFFFE
注: すべての DP2.0 リンクレートはこれを 16’hFFFF に制限されます。
Enable Active Video Data Protocols 以下のオプションを選択して、ビデオ・インターフェイスのタイプを設定します
  • None
  • AXIS-VVP Full
注:
Enable Video input Image port ビデオ・イメージ・インターフェイスを有効にするには、オンにします。従来の HSYNC/VSYNC/DE ビデオ入力インターフェイスを使用するには、オフにします。
注: Enable Active Video Data Protocols = “None” の場合のみ、このパラメーターをコンフィグレーションすることができます。(ビデオ・インターフェイス (TX Video IM Enable = 0) および ビデオ・インターフェイス (TX Video IM Enable = 1) のセクションを参照してください)。
Support analog reconfiguration VOD とプリエンファシスの値を再設定する場合はオンにします。
Enable AUX debug stream ソース AUX トラフィック出力を Avalon-ST ポートに送信する場合にオンにします。
Support CTS test automation CTS テスト自動化をサポートする場合はオンにします。
Support GTC グローバル・タイム・コード (GTC) 機能は使用できません。ただし、この機能を使用したい場合は、最寄りの インテル FPGA 販売代理店に連絡するか、サービスリクエストを提出してください。
Support secondary data channel

セカンダリー・データを有効にするにはオンにします。

Support audio data channel

オーディオ・パケット・エンコーディングを有効にするにはオンにします。

注: このパラメーターを使用するには、Support secondary data channel パラメーターをオンにします。
Number of audio data channels

オーディオチャネル数 (2 または 8) を選択します。

Support MST マルチストリーム・サポートを有効にするにはオンにします。
注: マルチストリーム・サポートでは、最大レーン数は 4 レーンに固定されます。
注: DP2.0 では、マルチストリーム・サポートを有効にするにはオンにして、最大ストリーム数を適宜設定します。
Max stream count サポートする最大ストリーム数 (2、3、4) を指定します。
注: このパラメーターを使用するには、Support MST パラメーターをオンにします。
Support HDCP 1.3 HDCP 1.3 TX サポートを有効にする場合はオンにします。このパラメーターは、次の設定を指定した場合のみ使用できます。
  • 最大レーン数: 4
  • シンボル出力モード:デュアル (20ビット) またはクアッド (40ビット)
注: HDCP に関連するパラメーターは、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション 開発ソフトウェアには含まれていません。HDCP 機能を使用する場合は、インテルまでお問い合わせください (https://www.intel.com/content/www/us/en/broadcast/products/programmable/applications/connectivity-solutions.html)。
Support HDCP 2.3 HDCP 2.3 TX サポートを有効にする場合はオンにします。このパラメーターは、次の設定を指定した場合のみ使用できます。
  • 最大レーン数: 4
  • シンボル出力モード:デュアル (20ビット) またはクアッド (40ビット)
注: HDCP に関連するパラメーターは、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション 開発ソフトウェアには含まれていません。HDCP 機能を使用する場合は、インテルまでお問い合わせください (https://www.intel.com/content/www/us/en/broadcast/products/programmable/applications/connectivity-solutions.html)。
Support HDCP Key Management オンにすると、HDCP キー管理サポートが有効になります。このパラメーターを使用するには、Support HDCP 1.3 または Support HDCP 2.3 パラメーターをオンにします。
注:
  1. HDCP に関連するパラメーターは インテル® Quartus® Primeプロ・エディション 開発ソフトウェアには含まれていません。HDCP 機能を使用する場合は、インテルまでお問い合わせください (https://www.intel.com/content/www/us/en/broadcast/products/programmable/applications/connectivity-solutions.html)。
  2. バージョン 21.3 以降の HDCP キー管理サポートは、バージョン 21.2 以前の KEYENC と互換性がありません。KEYENC バージョン 21.3 以降を使用して HDCP プロダクション・キーを再暗号化する必要があります。詳細は、DisplayPort インテル Arria 10 FPGA IP デザイン例のユーザーガイドおよび DisplayPort Intel Stratix 10 FPGA IP Design Example User Guide を参照してください。