インテルのみ表示可能 — GUID: hco1410462451888
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: hco1410462451888
Ixiasoft
4.3. Arria V、Cyclone V、Stratix Vデバイスの DisplayPort Intel® FPGA IP デザイン例
このデザインは標準 DisplayPort ビデオストリームに対してループスルーを実行します。DisplayPort インターフェイスを持つグラフィック・カードなどの DisplayPort 対応デバイスをトランシーバー・ネイティブ PHY RX と DisplayPort シンク入力に接続します。DisplayPort シンクはポートを標準ビデオストリームにデコードし、クロック・リカバリー・コアに送信します。クロック・リカバリー・コアは、受信したビデオデータとともに送信される元のビデオ・ピクセル・クロックを合成します。フレームバッファーを使用せずにビデオを生成するには、クロックリカバリー機能が必要です。次にクロック・リカバリー・コアは、ビデオデータを DisplayPort ソースとトランシーバー・ネイティブ PHY TX に送信します。ドーターカードの DisplayPort ソースポートはモニターに画像を送信します。
- Arria V GX FPGA スターターキット
- Cyclone V GT FPGA 開発キット
- Stratix V GX FPGA 開発キット
DisplayPort シンクは、電源投入時に内部ステートマシンを使用してリンク・トレーニングをネゴシエートします。Nios II エンベデッド・プロセッサーがソースリンク管理を行い、ソフトウェアがリンク・トレーニング管理を行います。
クロック | 周波数 | 詳細 |
---|---|---|
AUX クロック | 16 MHz | 補助エンコーダーとデコーダーのプライマリー・クロックソースとして使用されます。詳細は、ソース AUX インターフェイス およびシンク AUX インターフェイス を参照してください。 |
コントロール・クロック | 60 MHz | ピクセル・クロック・リカバリー (PCR) モジュールのループ・コントローラーおよび fPLL リコンフィグレーション・ブロックに使用されます。 |
ネイティブ PHY リファレンス・クロック | 135 MHz | トランシーバー CMU PLL のネイティブ PHY リファレンス・クロックとして使用されます。 |
ビデオクロック | 160 MHz または 300 MHz | このデモでは、ビデオクロックには 2 つの機能があります。
|
- アップストリーム・デバイスがビデオデータを 1080@60 (Strm_Clk = 148.5 MHz) で送信し、シンクデバイスが PIXELS_PER_CLOCK = 1 でコンフィグレーションされている場合、デバイスは rxN_vid_clk を最小周波数の 148.5MHz で駆動する必要があります。
- シンクデバイスが PIXELS_PER_CLOCK = 4 でコンフィグレーションされている場合、デバイスは rxN_vid_clk を最小周波数の 37.125MHz (148.5 MHz/4)) で駆動する必要があります。
- PIXELS_PER_CLOCK = 4 で HBR2 を使用するデザインでは、4K@60 解析度をサポートするために推奨される rxN_vid_clock 周波数は 160MHz です。
- PIXELS_PER_CLOCK = 2 で HBR2 を使用するデザインでは、4K@60 解析度をサポートするために推奨される rxN_vid_clock 周波数は 300MHz です。
サポートされる インテル FPGA | 説明 |
---|---|
USER_LED[0] | この LED は、レーンのトレーニングが成功し、ビデオを送信していることを示します。rxN_vid_locked はこの LED を駆動します。 この LED は、ソースが良好なビデオを駆動していない場合、消灯します。 |
USER_LED[1] | この LED は、1 レーンのデザインで点灯します。 |
USER_LED[2] | この LED は、2 レーンのデザインで点灯します。 |
USER_LED[3] | この LED は、4 レーンのデザインで点灯します。 |
USER_LED[7:6] | これらの LED は RX リンクレートを示します。
|
- Bitec HSMC ドーターカードは、トランシーバーの極性を反転します。独自のシンク (RX) デザインを作成する場合は、 Invert transceiver polarity オプションを使用して、反転極性を有効または無効にします。
- DisplayPort 規格では、1 レーンまたは 2 レーンのアプリケーションでノイズを最小化するために、RX と TX のトランシーバー・チャネルを逆にしています。Bitec ドーターカードをターゲットとする独自のデザインを設計する場合は、以下の信号が同じトランシーバー・チャネルを共有していることを確認してください。
- TX0 および RX3
- TX1 および RX2
- TX2 および RX1
- TX3 および RX0
動作中、PC から DisplayPort ソース解像度 (グラフィックス・カード) を調整し、IP コアへの影響を観察できます。Nios II ソフトウェアは、ソースとシンクの AUX チャネル・アクティビティを表示します。プッシュボタンを押すと、現在の TX および RX MSA が表示されます。
ハードウェア・デモでチャネルがどのように割り当てられるかの例については、 assignments.tcl ファイルを参照してください。