DisplayPort Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683273
日付 10/16/2023
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ドキュメント目次

4.3.1.2. クロック・リカバリー・インターフェイス

次の表に、クロック・リカバリー・コアの信号を示します。

表 13.  クロック・リカバリー・インターフェイス信号

インターフェイス

ポートの種類

クロックドメイン

ポート

方向

詳細

control clock

クロック

なし

clk

入力

コントロール・ロジック・クロック。このクロックはループ・コントローラーおよび fPLL リコンフィグレーションに関連するブロックを動作させます。 インテル® では、60 MHz クロックの使用をお勧めしています。

RXリンククロック

クロック

なし

rx_link_clk

入力

DisplayPort トランシーバー・リンク・クロック。このクロックは RX メイン・リンク・クロックの分割バージョンまたは 4 分周したものです。

  • シンクコアが 20 ビットモードでインスタンス化されている場合は 2 で割った値 (1 クロックあたり 2 シンボル)
  • シンクコアが 40 ビットモードでインスタンス化されている場合は 4 で割った値 (1 クロックあたり 4 シンボル)

reset

リセット

clk

areset

入力

非同期リセット。これはアクティブ High 信号です。

RX link rate

コンジット

asynchronous rx_link_rate[1:0]

入力

DisplayPort RX リンクレート。

  • 00 = RBR (1.67 Gbps)
  • 01 = HBR (2.70 Gbps)
  • 10 = HBR2 (5.40 Gbps)

fPLL パラメーターを正しく計算するには、クロック・リカバリー・クロックに対してこの情報が必要です。

RX MSA

コンジット

rx_link_clk rx_msa[216:0]

入力

以下の情報を含む異なる信号のセット

  • MSA の属性とステータス
  • VB-ID の属性とステータス
  • 受信したビデオのブランキング・タイミング

この信号のセットは、DisplayPort Intel® FPGA IP からクロック・リカバリー・コアにそのまま接続する必要があります。

Video Input

コンジット

vidin_clk vidin_clk

入力

ピクセルクロック

vidin_data (BPP*PIXELS_PER_CLOCK–1:0)

入力

ピクセルデータ

vidin_valid

入力

このポートのすべての信号が有効な場合は、この信号をアサートする必要があります。

vidin_sol

入力

ビデオラインの開始。

vidin_eol

入力

ビデオラインの終了。

vidin_sof

入力

ビデオフレームの開始。

vidin_eof

入力

ビデオフレームの終了。

vidin_locked

入力

DisplayPort RX が有効な受信ビデオストリームにロックされている場合、この信号をアサートする必要があります。

  • 1 = ビデオロック
  • 0 = ビデオロック解除

Video Output

コンジット

rec_clk

rec_clk

出力

再構築されたビデオクロック

rec_clk_x2

出力

再構築されたビデオクロックの 2 倍周波数

vidout (BPP*PIXELS_PER_CLOCK–1:0)

出力

ピクセルデータ

hsync

出力

水平同期。この信号は、MSA からの同期極性によっては、アクティブ High またはアクティブ Low になります。

vsync

出力

垂直同期。この信号は、MSA からの同期極性によっては、アクティブ High またはアクティブ Low になります。

de

出力

データイネーブル。この信号は常にアクティブ High です。

field2

出力

クロック・リカバリー・コアは、インターレース・タイミングの 2 番目のビデオフィールド中にこの信号をアサートします。

reset_out

出力

クロック・リカバリー・コアは、他のビデオ出力信号が有効でない場合、この信号をアサートします。この信号は非同期です。