DisplayPort Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683273
日付 10/16/2023
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ドキュメント目次

5.8.8. オーディオ・インターフェイス

オーディオ・エンコーダーは、セカンダリー・ストリーム・エンコーダーのアップストリームにあります。オーディオ・エンコーダーは、入力されるオーディオ・サンプル・データ・ストリームから、Audio InfoFrame、Audio Timestamp、および Audio Sample を生成します。オーディオ・エンコーダーは次に、ダウンストリームのシンクデバイスに送信される前に、これらの 3 種類のパケットをセカンダリー・ストリーム・エンコーダーに送信します。

デザインに必要なオーディオチャネル数に合わせてオーディオ・ポートをコンフィグレーションできます。2 チャネルまたは 8 チャネルを使用できます。各チャネルのオーディオ・データは txN_audio_lpcm_data ポートに送信されます。
  • Channel 1 のオーディオデータは、 txN_audio_lpcm_data[31:0]に存在する必要があります。
  • Channel 2 のオーディオデータは、txN_audio_lpcm_data[63:32] に存在する必要があります。

txN_audio_clk 信号が実際のサンプルクロックよりも高いデザインでは、IP は txN_audio_valid 信号を必要とします。txN_audio_valid 信号は、txN_audio_lpcm_data 入力のオーディオデータを検証します。txN_audio_clk が実際のサンプルクロックである場合、txN_audio_valid 信号を 1 に接続することができます。

下の図と表は、それぞれオーディオ・サンプル・データのビットとビット・フィールドの定義を示しています。

図 26. オーディオ・サンプル・データ・ビットこのパッキング・フォーマットは、IEC-60958-1 と IEC-60958-3 の両規格に準拠しています。


表 34.  オーディオ・サンプル・ビット・フィールドの定義

ビット名

ビット位置

詳細

Audio sample word

バイト 2、ビット 7:0

バイト 1、ビット 7:0

バイト 0、ビット 7:0

オーディオデータです。データコンテンツは、オーディオ・コーディング・タイプによって異なります。LPCM オーディオの場合、オーディオ最上位ビット (MSB) はバイト 2 のビット 7 に配置されます。オーディオデータのサイズが 24 ビット未満の場合、未使用の最下位ビット (LSB) はゼロでパディングする必要があります。

V

バイト 3、ビット 0

有効フラグ (Validity flag)

U

バイト 3、ビット 1

ユーザービット

C

バイト 3、ビット 2

チャネルの状態

P

バイト 3、ビット 3

パリティービット

PR

バイト 3、ビット 4-5

プリアンブル・コードと IEC-60958 プリアンブルとの対応関係

00: サブフレーム 1 およびオーディオ・ブロックの開始 (11101000 プリアンブル)

01: サブフレーム 1 (1110010 プリアンブル)

10: サブフレーム 2 (1110100 プリアンブル)

R

バイト 3、ビット 6

予約ビット、ゼロである必要があります。

SP

バイト 3、ビット 7

サンプル・プレゼント・ビット

1: サンプル情報が存在し、処理することができます。

0: サンプル情報が存在しません。

使用、未使用を問わず、すべての 1 サンプルチャネルは同じサンプル・プレゼント・ビット値である必要があります。

このビットは、2 チャネルのオーディオを 4 レーンのメインリンク上で転送する場合に便利です。この操作では、メインリンクのレーン 2 と 3 にオーディオ・サンプル・データがある場合とない場合があります。このビットはオーディオサンプルの有無を示します。

DisplayPort Intel® FPGA IP を 2 チャネルまたは 8 チャネル用に設定した場合、選択したチャネル数以下のオーディオチャネルであれば、いくつでも送信できます。

2 つのオーディオチャネルで設定された IP で 1 チャネルのオーディオを送信する場合
  • 組み込みコントローラーを使用して、ソース・オーディオ・レジスターの CH_COUNT ビットを 000b に設定する必要があります。
  • また、 txN_audio_lpcm_data[63:32] 信号の SP ビットを 1 に、他のビットを 0 に設定する必要があります。IP は、1 および 2 オーディオチャネルに対して 2 チャネル・レイアウト・マッピングを実行するため、SP ビットはすべての 1 サンプルチャネルで同じである必要があります。
図 27. 2 チャネルオーディオ TX コア上の一般的な 1 チャネル・オーディオ・フロー


3 ~ 8 チャネルのオーディオを送信する場合、IP は 8 チャネル・レイアウト・マッピングを実行します。例えば、8 オーディオチャネルでコンフィグレーションされた IP で 3 オーディオチャネルを送信する場合
  • 組み込みコントローラーを使用して、ソース・オーディオ・レジスターの CH_COUNT ビットを 010b にコンフィグレーションする必要があります。
  • また、次の図で示すデータも提供する必要があります。
図 28. 8 チャネルオーディオ TX コア上の一般的な 3 チャネル・オーディオ・フロー


DisplayPort Intel® FPGA IP は、Audio Timestamp パケットを生成するために、固定 (8000h) に基づいて Maud を内部的に計算します。IP は、DisplayPort ソース・オーディオ・レジスターからの情報に基づいて Audio InfoFrame パケットを生成します (LFEBPLCALSV、および DM_INH)。IP は、メインビデオストリームが送信されなくなっても、Audio Timestamp、Audio InfoFrame、および Audio Sample パケットの送信を継続します。ビデオストリームがない場合、IP は各 BS シンボルの後に Audio Sample パケットを送信し、各 512 番目の BS シンボルセットの後に Audio Timestamp と Audio InfoFrame を 1 回送信します。

ソースは自動的に Audio InfoFrame を生成し、使用されるチャネル数に関する情報のみで Audio InfoFrame を埋めます。

ダウンストリーム・デバイスが必要とするオーディオストリームに関する情報を提供するには、オーディオ・チャネル・ステータスを使用します。