Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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9.2.8. 0x000E: RXフェーズスリップ

属性コード

0x000E

説明

この属性コードをダイナミック・リコンフィグレーション・レートの変更中に使用して、リカバリークロックのフェーズオフセットを調整し、要件に基づいて選択した目的のデータレートにします。

  • 0x84[7:0]: 0x00
  • 0x85[5:0]: フェーズスリップ数 (各スリップは1UIずつスリップ)。RX PMA変調タイプ (NRZまたはPAM4)、およびEタイル・トランシーバー・ネイティブPHY IPコアのRX PMAインターフェイス幅設定に基づく推奨フェーズスリップ設定:
    • NRZモード
      • RX PMAインターフェイス幅 = 16: フェーズスリップ = 12
      • RX PMAインターフェイス幅 = 20: フェーズスリップ = 16
      • RX PMAインターフェイス幅 = 32: フェーズスリップ = 28
      • RX PMAインターフェイス幅 = 40: フェーズスリップ = 36
    • PAM4モード
      • RX PMA インターフェイス幅 = 32: フェーズスリップ = 12
      • RX PMAインターフェイス幅 = 40: フェーズスリップ = 16
      • RX PMAインターフェイス幅 = 64: フェーズスリップ = 28
  • 0x85[6]: 1’b0
  • 0x85[7]: 1'b1が常にアサートされ、RXがイネーブルされるたびに、このスリップを適用します。

PMAアナログリセットなしでPMAを複数回ディスエーブルおよびイネーブルすると、複数のRXフェーズスリップが適用されます。RXフェーズスリップは付加的です。

PMA属性更新中のPMAの実行の可否

可能

戻り値 {0x89[7:0],0x88[7:0]}

該当なし