Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

7.15. タイミング・クロージャーに関する推奨事項

インテルでは、変更されたコンフィグレーションまたはターゲット・コンフィグレーションのいずれかに RS-FEC設定の変更が含まれる場合は、EタイルのネイティブPHY IPコアで複数のリコンフィグレーション・プロファイル機能をイネーブルすることをお勧めします。リコンフィグレーションにTX Attenuation Value (VOD) スイングやrefclk切り替えなどのPMA設定のみの変更が含まれる場合、複数のリコンフィグレーション・プロファイルの使用はオプションです。ダイナミック・リコンフィグレーションを実行するときは、次のことを行う必要があります。

  • RS-FEC - FPGAファブリック・インターフェイスで、すべての変更されたコンフィグレーション、またはターゲット・コンフィグレーションに対して、追加のクロックを作成するための制約を含めます。ベース・コンフィグレーションのクロックの作成は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアによって行われます。このクロックにより、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディションでは、すべてのトランシーバー・コンフィグレーション、およびそれに対応するFPGAファブリック・コアロジック・ブロックに対するスタティック・タイミング解析を実行することができます。
  • RS-FEC ‐ FPGAファブリック・インターフェイスとコアロジックとの間に必要なフォールスパスを含めます。

例えば、ダイナミック・リコンフィグレーションを実行して、データパスをPMA DirectからRS-FECに切り替えることができます。これには、複数のリコンフィグレーション・プロファイル機能を使用します。