Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

2.2.3.1. Core Interfaceのパラメーター

コア・インターフェイスは、トランシーバーEMIBとFPGAコアEMIBとの間のインターフェイスです。Core Interfaceオプションを使用して、コア・インターフェイスをカスタマイズできます。

ネイティブPHY IPコアのParameter Editorでは、選択したトランシーバー・コンフィグレーション・ルールに基づいて、設定がプロトコル規格に違反している場合、エラーまたは警告メッセージを報告します。

表 18.  Core Interfaceのパラメーター
パラメーター 範囲 説明
General Core Interface Options
Enable TX fast pipeline registers On/Off TXパラレルデータパスのオプションの高速パイプライン・レジスターをイネーブルします。高速パイプライン・レジスターは、Hyper-registerです。このレジスターのクロッキングは、tx_coreclkin 入力によって行われます。高速パイプライン・レジスターを同期的にクリアしてください。このオプションをイネーブルすると、FPGAコアからトランシーバーへのTXパラレルデータ転送のセットアップ時間が短縮できます。
Enable RX fast pipeline registers On/Off RXパラレルデータパスのオプションの高速パイプライン・レジスターをイネーブルします。高速パイプライン・レジスターは、Hyper-registerです。このレジスターのクロッキングは、rx_coreclkin 入力によって行われます。高速パイプライン・レジスターを同期的にクリアしてください。このオプションをイネーブルすると、FPGAコアからトランシーバーへのRXパラレルデータ転送のセットアップ時間が短縮できます。
TX Core Interface FIFO
Enable TX double width transfer On/Off TX転送インターフェイスFIFO倍幅モードをイネーブルまたはディスエーブルします。このオプションを使用するのは、コア周波数を2で割って最大EMIB周波数仕様を超えないようにする必要がある場合です。デュプレックス・モードでは、このパラメーターをTXとRXの両方に対して同時に選択します。
RX Core Interface FIFO
Enable RX double width transfer On/Off RX転送インターフェイスFIFO倍幅モードをイネーブルまたはディスエーブルします。このオプションを使用するのは、コア周波数を2で割って最大EMIB周波数仕様を超えないようにする必要がある場合です。デュプレックス・モードでは、このパラメーターをTXとRXの両方に対して同時に選択します。