Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

2.2. ネイティブPHY IPコアのコンフィグレーション

Eタイル・トランシーバー・ネイティブPHY IPコアは、主要なデザイン入力ツールとして、Eタイル・トランシーバーのPHY機能に直接アクセスできます。
ネイティブPHY IPコアを インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアで使用して、プロトコル実装用にトランシーバーPHYをコンフィグレーションします。IPをインスタンス化するには、次の手順を実行します。
  1. デバイスファミリーを選択します。
  2. Tools > IP Catalogをクリックし、E-tile transceiver Native PHY IPコアを選択します。
  3. IPパラメーターを指定し、ネイティブPHY IPコアをプロトコル実装用にコンフィグレーションします。これには、Parameter Editorを使用します。
  4. ネイティブPHY IPコアを使用して、次のトランシーバー使用モードオプションの1つをインスタンス化します。
    • PMA Direct
    • PMA Direct high data rate PAM4

    選択したトランシーバー・コンフィグレーション・ルールに基づいて、ネイティブPHY IPコアのガイドに従って、トランシーバーを適切にコンフィグレーションます。

  5. Parameter EditorでネイティブPHY IPコアをコンフィグレーションしてから、Generate HDLをクリックして、IPインスタンスを生成します。

    トップレベル・ファイルがIPインスタンスを使用して生成されます。これには、コンフィグレーションで使用可能なすべてのポートが含まれています。このポートを使用して、ネイティブPHY IPコアを接続します。接続先は、クロック・ネットワーク、リセット・コントローラー (ネイティブPHY IPコアのリセット・コントローラーを使用していない場合)、デザイン内の他のIPコアです。

    図 21. ネイティブPHY IPコアのパラメーター・エディター
    注: インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアでは、妥当性チェックを行います。ただし、トランシーバー・インターフェイス幅に対してサポートされるFPGAファブリック、およびサポートされるデータレートは、現在評価待ちです。