Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

3.1.9. TX PMAボンディング

TXボンディングにより、チャネル間のスキューを最小限に抑えることができます。

ネイティブPHY IP GUIのTX PMAタブのEnable TX PMA bonding オプションを選択して、ボンディングをイネーブルします。チャネルのボンディングができるのは、チャネルが同じトランシーバー・タイル (24チャネル) 内にある場合のみです。トランシーバーのネイティブPHY IPコアでは、結合チャネル・コンフィグレーションと非結合チャネル・コンフィグレーションの間のリコンフィグレーションはサポートしていません。

ネイティブPHY IPコアでは、結合コンフィグレーションのチャネルの最大数を24に制限します。また、情報メッセージによってこの制限を通知します。フィッターでは、配置制限を適用して、すべての結合チャネルが有効な配置になるようにします。

TX PMA結合チャネルを配置する際は、下から上に向かって隣接させてください。チャネル配置には、E-Tile Channel Placement Tool を使用してください。

TX PMAボンディングをイネーブルすると、チャネル間の最大スキューは2 UI + 125psになります。

ボンディングをスムーズに行うメカニズムは2つあります。

  • トランシーバー・インターフェイスのデスキューロジック
  • 専用平衡型トランシーバー・リファレンス・クロック・ツリー

ネイティブPHY IPコアでボンディングをイネーブルすると、この2つのボンディング・メカニズムが両方ともアクティブになります。