Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

7.14.1. Native PHY Debug Master Endpoint (NPDME)

NPDMEは、JTAGベースの Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・マスターです。これにより、システムコンソールを介してトランシーバー・レジスターにアクセスすることができます。NPDMEをイネーブルするには、Dynamic Reconfiguration タブのEnable Native PHY Debug Master Endpoint オプションを使用します。NPDMEを使用すると、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアにより、デバッグ・インターコネクト・ファブリックが挿入され、USBやJTAGを始めとするネットホストに接続します。ネイティブPHY IPインスタンスに複数のチャネルがある場合は、Share Reconfiguration Interface パラメーターを選択します。トランシーバー・リンクのデバッグに役立つツールであるTransceiver Toolkitには、NPDMEが必要です。

デザインでNPDMEをイネーブルする場合は、次のいずれかを実行します。

  • Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・マスターをリコンフィグレーション・インターフェイスに接続します。
  • reconfig_clkreconfig_reset 信号を接続し、リコンフィグレーション・インターフェイスの reconfig_writereconfig_readreconfig_address、および reconfig_write データ信号をグランド接続します。ただしこれは、他のコアロジックによって駆動されていない場合です。リコンフィグレーション・インターフェイス信号を適切に接続しないと、NPDMEにクロックまたはリセットがないため、予期せぬ動作が発生します。次の接続例を参照してください (この例は、シングルチャネルで、リコンフィグレーション・インターフェイスを駆動する内部ロジックがない場合です)。
    .reconfig_clk (mgmt_clk), .reconfig_reset (mgmt_reset), .reconfig_write (1'b0), .reconfig_address (19'b0), .reconfig_read (1'b0), .reconfig_writedata (8'b0),