インテルのみ表示可能 — GUID: jjn1568320492728
Ixiasoft
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2.2.12. シンプレックスのサポート
EタイルネイティブPHY IPのシンプレックス・モードでは、1つ以上のEタイル・トランシーバー・チャネルをコンフィグレーションして、送信専用または受信専用にすることができます。チャネルの未使用部分 (受信または送信) は、Eタイル・ハードウェア動作で許可される範囲で電源がオフになります。一部のアプリケーションでは、高速シリアル・トランシーバーのトランスミッターまたはレシーバーのみが使われます。こうしたアプリケーションでは、トランシーバーの未使用部分の電源をオフにして、電力を節約することが望まれます。
シンプレックス・モードが適用されるのは、PMA directとPMA direct high data rate PAM4のみです。RS-FECモードとGearboxモードは、シンプレックス動作ではサポートされていません。
EタイルネイティブPHYへのインターフェイスは、基本的にシンプレックス・モードとデュプレックス・モードとで同じです。パラレル・データ・インターフェイスの未使用側の終端は、シンプレックス・モードです。
TX Simplex Mode
ネイティブPHY IPのGUIで、Transceiver mode > TX Simplexを選択します。下図を参照してください。
- Transceiver configuration rulesは、PMA direct、またはPMA direct high data rate PAM4に設定します。
- RS-FECブロックの電源はオフにしてください。
- SerDes/Output Driver Enable Modeモードは、有効なTX onlyの選択肢のうちの1つに設定します。次の図では、出力ドライバーがイネーブルされ、PMAがTX onlyモードに設定されています。出力ドライバーはディスエーブルすることもできます。これは、パラレル・ループバック・テストに役立ちます。

RX Simplex Mode
ネイティブPHY IPのGUIで、Transceiver mode > RX Simplexを選択します。下図を参照してください。
- Transceiver configuration rulesは、PMA direct、またはPMA direct high data rate PAM4に設定します。
- RS-FECブロックの電源はオフにしてください。
- SerDes/Output Driver Enable Modeは、RX only - Disable Output Driversに設定します。
- IPパラメーターの duplex_mode を設定します。このパラメーターの有効な値がコントロールに表示されます。有効なパラメーターを設定する検証プロシージャーは、次のとおりです。::altera_xcvr_native_s10_etile::parameters::validate_duplex_mode.

シンプレックス・サポートのパラメーター
下表にある特定のパラメーターは、設定する必要があります。この非派生パラメーターに無効な値が指定された場合、ハードウェアTclフレームワークでは、IP生成の実行時にエラーを生成します。
パラメーター | 指定できる値 | 備考 |
---|---|---|
Transceiver configuration rules | PMA direct PMA direct high data rate PAM4 |
PMA directまたはPMA direct high data rate PAM4モードを指定します。 |
Transceiver mode | TX Simplex RX Simplex |
TX simplexモードにはTX Simplexを選択します。RX simplexモードにはRX Simplexを選択します。 |
Enable RSFEC | Disable | Disableのみが、シンプレックス・モードで有効です。 |
SerDes/Output Driver Enable Mode | Enable Output Drivers Disable Output Drivers |
RXシンプレックス・モードの場合、Enable Output Drivers モードのみが指定できます。TXシンプレックス・モードの場合、Enable Output DriversとDisable Output Driversの両方が指定できます。 |