Eタイル・トランシーバーPHYユーザーガイド

ID 683723
日付 12/09/2021
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ドキュメント目次

2.2.4.2. Gearbox 64/66

Eタイル・トランシーバーでは、66ビット・インターフェイスのネイティブサポートはしていません。そのため、プロトコルデザインで66ビット・インターフェイスを使用している場合は、Gearbox64/66モードを使用できます。data_valid 信号をTX方向とRXの両方の方向で使用してください。

トランシーバーのネイティブPHYをコンフィグレーション時に、Parameter EditorDatapath Optionsにあるトランシーバー・コンフィグレーション・ルールからパラメーターとモードを指定します。

表 23.  Gearbox 64/66インターフェイス・ポート
パラメーター名 説明
Enable tx_enh_pmaif_fifo_almost_full port TX PMAインターフェイスFIFOがほぼフルになったことを示します。この信号は、高速シフトレジスター (FSR) を介して転送されます。
Enable tx_enh_pmaif_fifo_almost_empty port TX PMAインターフェイスFIFOがほぼ空になったことを示します。この信号は低速シフトレジスター (SSR) を介して転送されます。
Enable tx_enh_pmaif_fifo_overflow port TX PMAインターフェイスFIFOがオーバーフローしたことを示します。この信号は、SSRを介して転送されます。
Enable tx_enh_pmaif_fifo_underflow port TX PMAインターフェイスFIFOがアンダーフローであることを示します。この信号は、SSRを介して転送されます。
Enable RX PMA interface FIFO almost full threshold TX PMAインターフェイスFIFOがほぼフルになったことを示します。この信号は、FSRを介して転送されます。
Enable RX PMA interface FIFO almost empty threshold TX PMAインターフェイスFIFOがほぼ空になったことを示します。この信号は、SSRを介して転送されます。
Enable rx_pmaif_fifo_underflow port RX PMAインターフェイスFIFOがアンダーフローであることを示します。この信号は、FSRを介して転送されます。
Enable rx_enh_pmaif_fifo_overflow port RX PMAインターフェイスFIFOがオーバーフローしたことを示します。この信号は、SSRを介して転送されます。
Enable TX bit reversal 6 脚注を参照してください。6
Enable RX bit reversal 脚注を参照してください。6
Enable TX sync header bit reversal6 脚注を参照してください。6
Enable RX sync header bit reversal6 脚注を参照してください。6
Enable tx_pmaif_bitslip port Gearbox TXビットスリップ制御
Enable rx_pmaif_bitslip port Gearbox RXビットスリップ制御です。rx_parallel_dataは、rx_pmaif_bitslip入力のすべての正のエッジに対して1ビットスリップします。rx_pmaif_bitslipパルスは、少なくとも200nsの間Highに保ち、各パルスを400ns離して、データがスリップするようにします。最大シフトは <pcswidth - 1> ビットです。したがって、PCSが64ビット幅の場合、0-63ビットをシフトできます。
TX sync header location6 脚注を参照してください。6
RX sync header location6 脚注を参照してください。6

制約事項:

  • 省電力シンプレックス・モードには制限があります。
  • TXおよびRXデータパスのコンフィグレーションは、データレートが異なる場合はサポートされていません。
  • ユーザー定義の読み出しイネーブルは、RX PMAIF FIFOにはありません。内部 .ini を使用するInterlakenでのみサポートされます。詳細に関しては、インテル・カスタマー・サポートにお問い合わせください。
6 66ビットのパラレルデータを送信する場合、data[65:64] は同期ヘッダービットとみなされ、data[63:0] はデータビットとみなされます。ビット反転を適用すると、ヘッダーとデータビットの同期は、別々に行われます。同期ヘッダー位置パラメーターが有効になるのは、ビット反転後です。同期ヘッダーの位置に1-0を選択すると、同期ヘッダーはLSBに配置されます。つまり、データが再配置されて {data[63:0], data[65:64]} となります。同期ヘッダー位置に65-64を選択した場合は、データは変更されません。RXのパラメーターも同様に機能します。