インテルのみ表示可能 — GUID: rzw1535406192001
Ixiasoft
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6.4. PMAアナログリセット
イベント | リセットする理由 |
---|---|
デバイス・コンフィグレーション | 初期アダプテーションによって、デバイスを良好な状態で立ち上げる効果がない。 |
ケーブル接続の緩みの修正とリンクの起動 | 初期アダプテーションは、デバイスを良好な状態で立ち上げる効果がない。 |
リファレンス・クロック周波数またはリファレンス・クロック・ソースの変更 | ダイナミック・リコンフィグレーションが正しく機能しない。詳細はダイナミック・リコンフィグレーション を参照してください。 |
データレートの変更 (トランシーバーとリンクの両方) | ダイナミック・リコンフィグレーションが正しく機能しない。詳細はダイナミック・リコンフィグレーションを参照してください。 |
チャネルの物理的接続の変更 (例: ケーブルからバックプレーンへの移行) | 初期アダプテーションによって、デバイスを良好な状態で立ち上げる効果がない。 |
トランシーバー電源の変更または中断 | 初期アダプテーションによって、デバイスを良好な状態で立ち上げる効果がない。 |
内部コントローラーをリセットするには、トランシーバーの Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・バスを使用して次を実行します。
- 0x200[7:0] = 0x00を書き込みます。
- 0x201[7:0] = 0x00を書き込みます。
- 0x202[7:0] = 0x00を書き込みます。
- 0x203[7:0] = 0x81を書き込みます。
- 0x80になるまで0x207を読み出します。これは、動作が正常に完了したことを示します。
- 0x95[5] = 0x1の読み出し - 変更 - 書き込みを行って、新しいPMA設定のロード時にPMAキャリブレーションをイネーブルします。
- 内部ロジックをリセットすると、データレートとシリアル化/逆シリアル化の値の設定がトランシーバーから失われます。0x91[0] = 1を書き込んで、プログラミング・ファイルに初期設定をロードするか (組み込みMIFストリーマーを使用していない場合)、最後のプロファイルに移動します (組み込みMIFストリーマーを使用している場合)。
別の方法として、新しいプロファイルにロードします。これには、MIFストリーマーを使用するか、個々の属性を送信してPMA設定をロードします。例としてリセット・コントローラーを自動モードで使用してデュプレックスPMAをリコンフィグレーションする を参照してください。PMA設定をロードする際に、レジスター0x91[0]、またはMIFストリーマーを使用すると、PMAがイネーブルされます。
ユースケース | 説明 | ソリューション |
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リンク障害管理またはリンクダウンの障害処理 | IEEEリンク障害処理に依存しているシステムは、トランスミッターとレシーバーの両方を停止させるPMAアナログリセットの影響を受けます。 トランスミッターは、PMAアナログリセットによるリンクパートナーのローカル障害のトリガー後に、オフになります。 レシーバーは、PMAアナログリセットをせずに、ロックの喪失から回復する必要があります。 トランスミッターとレシーバーのバッファーをオンまたはオフにし、レシーバーを再度キャリブレーションすることで、リンクダウンの際の問題を絞り込むことができます。 |
2TXおよびRXバッファーをイネーブルまたはディスエーブルする (0x0001: PMAのイネーブル/ディスエーブル を参照)。 RXの初期化、およびPMAレシーバーのイコライゼーション・アダプテーションの使用モデル の「初期アダプテーション」を参照して、レシーバーのキャリブレーションを再実行する。 |
ミッションモードから内部シリアル・ループバックをオンにする | PMAアナログリセットは、レシーバーのイコライゼーションをリセットすることで回避できます。 | RXイコライゼーションのリセット を使用する。 |
特定のメディアの損失プロファイルを変更する | メディアを短距離から長距離に変更するには、PMAアナログリセットが必要になる場合があります。 | RXの初期化、およびPMAレシーバー・イコライゼーション・アダプテーションの使用モデル の「初期アダプテーション」を参照して、レシーバーのキャリブレーションを再実行する。 |
特定のチャネルのトランスミッターとレシーバーの異なるリンクパートナーの処理 | これには、PMAアナログリセットなしで、レシーバーのアダプテーションを単独で行う必要があります。それにより、トランスミッターが中断されないようにします。 | RXの初期化、およびPMAレシーバー・イコライゼーション・アダプテーションの使用モデルの「初期アダプテーション」を参照して、レシーバーのキャリブレーションを再実行する。 |
CPRIのスピード・トレーニング | リンク・トレーニング中にトランスミッター・バッファーをオフにすると、トランスミッターのリセットやPMAアナログリセットの必要性を回避することができます。 | 2TXおよびRXバッファーをイネーブルまたはディスエーブルする (0x0001: PMAのイネーブル/ディスエーブル を参照)。 |