インテルのみ表示可能 — GUID: jbo1660918515331
Ixiasoft
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27.3. Interlacer IPの機能の説明
プログレッシブ・フレームの元のインターレース履歴に従ってインターレース・シーケンスを生成することは、インターレーサーにとって適切ではない可能性があります。例えば、フレームレート変換がデインターレース後、インターレーサーの前に行われる場合、レート変換によってF0フィールドとF1フィールドが交互に並ぶ元のシーケンスが破壊される可能性があります。Memory-mapped control interfaceをオンにしない場合は、レジスターマップを介して、またはMemory-mapped control interfaceがオンの場合はレジスターマップ設定を介して、この機能のパラメーターを設定できます。この機能は、画像情報パケットによって機能するため、Intel FPGA Streaming Videoプロトコルのフルバリアントを使用する場合にのみ使用できます。画像情報パケットはライトバリアントでは使用できません。
レジスターマップによるIPのランタイム制御をオンにしない場合、IPはすべてのプログレッシブ入力フレームをインターレース・フィールドに変換します。受信画像情報パケットで指定された高さ、幅、またはインターレース識別子が変更されると、IPは出力でのF0およびF1フィールドのシーケンスをリセットします。Send F1 firstパラメーターは、リセット後にF0またはF1のどちらを最初に送信するかを設定します。レジスターマップを介してランタイム制御をオンにすると、出力シーケンスがランタイム時にF0フィールドまたはF1フィールドで再開されるかどうかを選択でき、パラメーターは使用されません。ランタイム制御を使用すると、インターレースをオフにして、プログレッシブ・フレームを変更せずにパススルーすることもできます。Liteモードをオンにした場合は、レジスターマップを介して画像情報値 (入力フレーム幅、入力フレーム高さ、入力インターレース・ニブル) を設定する必要があります。これらのレジスターを編集すると、出力インターレース・シーケンスがリセットされます。同様に、受信画像情報パケット内のこれらの値が変更されると、プロトコルのフルバリアントによるリセットが発生します。
Override of interlace sequence from image information packet
Intel FPGA Streaming Video画像情報パケットのインターレース・ニブル・フィールドでは、各ビデオフィールドのプログレッシブ形式またはインターレース形式を示します。
インターレース・ニブル | フレーム形式 |
0 | F0フィールドからデインターレースされたプログレッシブ・フレーム |
1 | F1フィールドからデインターレースされたプログレッシブ・フレーム |
2 | プログレッシブ・フレーム |
3 | プログレッシブ・フレーム |
4 | F0フィールドからデインターレースされたプログレッシブ・フレーム |
5 | F1フィールドからデインターレースされたプログレッシブ・フレーム |
6 | プログレッシブ・フレーム |
7 | プログレッシブ・フレーム |
8 | インターレースF0フィールド。その前のF1フィールドとペアになっています。 |
9 | インターレースF0フィールド。それに続くF1フィールドとペアになっています。 |
10 | インターレースF0フィールド、ペアリング不明 |
11 | インターレースF0フィールド、ペアリングなし |
12 | インターレースF1フィールド。それに続くF0フィールドとペアになっています。 |
13 | インターレースF1フィールド。その前のF0フィールドとペアになっています。 |
14 | インターレースF1フィールド、ペアリング不明 |
15 | インターレースF1フィールド、ペアリングなし |
デフォルトでは、IPは、インターレースを変更せずに指定する画像情報パケットが先行するフィールドをパスします。IPは、プログレッシブ・フレームをF0フィールドとF1フィールドの交互のシーケンスに変換します。ただし、元のインターレース・コンテンツをデインターレースした結果、プログレッシブ・フレームが作成された場合は、インターレーサーでこの元のインターレース・コンテンツを復元する必要があります。インターレース・ニブル値0、1、4、および5を使用すると、システムはプログレッシブ・フレームの元のインターレース形式をインターレーサーに伝達して、このプロセスを確実に実装できます。
インターレーサーによるプログレッシブ・フレームの元のインターレース履歴の処理をさせたくない場合、IPは元のF0とF1の交互シーケンスを保存しません。例えば、フレームフェイト変換をプログレッシブ・フレームに適用する場合です。Memory-mapped control interfaceをオンにしない場合は、レジスターマップを介して、もしくはMemory-mapped control interfaceがオンの場合はレジスターマップ設定を介して、この機能のパラメーターを設定できます。この機能は、画像情報パケットによって機能するため、Intel FPGA Streaming Videoプロトコルのフルバリアントを使用する場合にのみ使用できます。画像情報パケットはライトバリアントでは使用できません。