インテル® Stratix® 10可変精度DSPブロック・ユーザーガイド

ID 683832
日付 5/08/2017
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ドキュメント目次

2.2. 固定小数点演算と浮動小数点演算のパイプライン・レジスター

入力レジスターと出力レジスター以外に、固定小数点演算用に2列のパイプライン・レジスターを備えています。パイプライン・レジスターはより良いFmax性能を得るために使用されます。高いFmaxが不要であれば、パイプライン・レジスターはバイパス可能です。

次の可変精度DSPブロック信号が可変精度DSPブロック内のパイプライン・レジスターを制御します。
  • CLK[2..0]
  • ENA[2..0]
  • CLR[1]
浮動小数点演算は、以下のいずれかを実行することができるパイプライン・レジスターの3つのレイテンシー・レイヤーを備えています。
  • パイプライン・レジスターのすべてのレイテンシー・レイヤーをバイパスする
  • パイプライン・レジスターの任意のレイテンシー・レイヤーを使用する
  • パイプライン・レジスターの任意の2つレイテンシー・レイヤーを使用する
  • パイプライン・レジスターの3つすべてのレイテンシー・レイヤーを使用する