インテル® Stratix® 10可変精度DSPブロック・ユーザーガイド

ID 683832
日付 5/08/2017
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7.3. 信号

以下の表は、ALTERA_MULT_ADD IPコアの入力信号と出力信号を示しています。

表 41.  ALTERA_MULT_ADD入力信号
信号 必須 説明
dataa_0[]/dataa_1[]/dataa_2[]/dataa_3[] 必須 マルチプライヤへのデータ入力です。入力ポートの幅は[NUMBER_OF_MULTIPLIERS * WIDTH_A - 1 … 0]です。
datab_0[]/datab_1[]/datab_2[]/datab_3[] 必須 マルチプライヤへのデータ入力です。入力信号の幅は[NUMBER_OF_MULTIPLIERS * WIDTH_B - 1 … 0]です。
datac_0[] /datac_1[]/datac_2[]/datac_3[] 必須ではありません マルチプライヤへのデータ入力です。入力信号の幅は[NUMBER_OF_MULTIPLIERS * WIDTH_C - 1 … 0]です。

これらの信号をイネーブルするには、Select preadder modeに対してINPUTを選択します。

clock[1:0] 必須ではありません 対応するレジスターへのクロック入力ポートです。のポートは、IPコア内のどのレジスターでも使用することができます。
aclr[1:0] 必須ではありません 対応するレジスターへの非同期クリアー入力です。
sclr[1:0] 必須ではありません 対応するレジスターへの同期クリアー入力です。
ena[1:0] 必須ではありません 対応するレジスターへ信号の入力をイネーブルします。
signa 必須ではありません マルチプライヤ入力A信号の数値表現を指定します。signa信号がHighの場合、マルチプライヤはマルチプライヤ入力A信号を符号付き数として扱います。signa信号がLowの場合、マルチプライヤはマルチプライヤ入力A信号を符号なしの数として扱います。

この信号をイネーブルするには、What is the representation format for Multipliers A inputsパラメーターに対しVARIABLEを選択します。

signb 必須ではありません マルチプライヤ入力B信号の数値表現を指定します。signb信号がHighの場合、マルチプライヤはマルチプライヤ入力B信号を符号付きの2の補数として扱います。signb信号がLowの場合、マルチプライヤはマルチプライヤ入力B信号を符号なしの数として扱います。
scanina[] 必須ではありません スキャンチェインAの入力信号です。入力信号の幅は[WIDTH_A - 1 ... 0]です。INPUT_SOURCE_Aパラメーターの値がSCANAであれば、scanina[]信号が必要です。
accum_sload 必須ではありません Dynamically specifies whether the accumulator value is constant. If the accum_sload signal is low, then the multiplier output is loaded into the accumulator. Do not use accum_sload and sload_accum simultaneously.
sload_accum 必須ではありません アキュムレーターの値が定数であるかを動的に指定します。 sload_accum信号がHighの場合、マルチプライヤーの出力はアキュムレーターにロードされます。accum_sloadsload_accumは同時には使用しないでください。
chainin[] 必須ではありません 前ステージからの加算結果の入力パスです。入力信号の幅は[WIDTH_CHAININ - 1 … 0]です。
addnsub1 必須ではありません マルチプライヤーの最初のペアからの出力に加算または減算を実行します。addnsub1信号に対する入力1はマルチプライヤーの最初のペアからの出力を加算します。addnsub1信号に対する入力0はマルチプライヤーの最初のペアから出力を減算します。
addnsub3 必須ではありません マルチプライヤーの最初のペアからの出力に加算または減算を実行します。addnsub3信号に対する入力1はマルチプライヤーの2番目のペアからの出力を加算します。 addnsub3信号に対する入力0はマルチプライヤーの最初のペアから出力を減算します。
coefsel0[] 必須ではありません 最初のマルチプライヤーへの係数入力信号[0..3]です。
coefsel1[] 必須ではありません 2番目のマルチプライヤーへの係数入力信号[0..3]です。
coefsel2[] 必須ではありません 3番目のマルチプライヤーへの係数入力信号[0..3]です。
coefsel3[] 必須ではありません 4番目のマルチプライヤーへの係数入力信号[0..3]です。
表 42.  ALTERA_MULT_ADD出力信号
信号 必要 説明
result [] 必須 マルチプライヤーの出力信号です。出力信号の幅は[WIDTH_RESULT - 1 … 0]です。
scanouta [] 必須ではありません スキャンチェインAの出力です。出力信号の幅は[WIDTH_A - 1..0]です。

この信号をイネーブルするには、マルチプライヤーに対して2より大きな数を選択し、What is the input A of the multiplier connected toパラメーターに対してScan chain input

を選択します。