インテル® Stratix® 10可変精度DSPブロック・ユーザーガイド

ID 683832
日付 5/08/2017
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ドキュメント目次

6.1. サポートされる動作モード

表 19.   Stratix® 10ネイティブ固定小数点IPコアでサポートされている動作モード
動作モード 概要
18 × 18Fullモード

このモードは、2個の独立した37ビット出力の18 (符号付き) ×19 (符号付き) または18 (符号なし) ×18 (符号なし) の2つの乗算器として動作します。

このモードは以下の等式を適用します。
  • resulta = ax * ay
  • resultb = bx * by
18 × 18Sum of Twoモード このモードは、2つの18 × 19の乗算として動作します。
このモードは以下の等式を適用します:
  • sub信号がlowでドライブされている場合、resulta = [(bx * by) + (ax * ay)]
  • sub信号はhighでドライブされている場合、resulta = [(bx * by) - (ax * ay)]

resulta出力バスは、アキュムレーターまたはチェインアウト加算器をイネーブルにすると、最大64ビットをサポートできます。

18 × 18 Plus 36モード

このモードは、36ビット入力に加算される1つの18 × 19乗算として動作します。

このモードは、等式のresulta = (ax * ay) + (bx, by) を適用します。

このモードで入力バスが36ビット未満の場合は、符号付き拡張を使用して36ビット入力を埋める必要があります。

アキュムレーターをイネーブルすると、resulta出力バスは最大64ビットまでサポートできます。

18 × 18シストリック・モード

このモードは、18ビットのシストリックFIRとして動作します。

この動作モードを使用するときは、入力シストリック・レジスターと出力レジスターをイネーブルにします。

チェインアウト加算器をイネーブルすると、チェインアウトとチェインインの幅は最大44ビットまでサポートできます。

アキュムレーターをイネーブルすると、resulta出力バスは最大64ビットまでサポートできます。

27 × 27モード

このモードは、1つの独立した27 (符号付き/符号なし) ×27 (符号付き/符号なし) 乗算器として動作します。

このモードは、等式のresulta = ax * ayを適用します。

アキュムレーターあるいはチェインアウト加算器をイネーブルすると、resulta出力バスは最大64ビットまでサポートできます。