インテル® Stratix® 10コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683762
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

7.1. コンフィグレーション・デバッグ・チェックリスト

このチェックリストの内容を確認し、動作上の障害を引き起こす可能性のある問題を特定します。
表 48.  一般的なコンフィグレーション・デバッグ・チェックリスト
  確認項目 確認済み
1 SDMデバッグ・ツールキットを使用し、Vcc、Vccp、Vccio_sdm、Vccpt、Vcceram、Vccadc電源が適切な範囲になっていることを確認。
2 コンフィグレーション抵抗がすべて正しく接続されていることを確認 (MSELnCONFIGnSTATUSCONF_DONEINIT_DONE)。
3 正しい電源投入および電源切断シーケンスに従っていることを確認。
4 インテル® Quartus® PrimeコンパイルのQSFおよびFitterレポートを確認し、SDM I/Oの割り当てが正しいことを確認。
5 SmartVIDデバイス (-V) の場合、PMBusピンがすべて インテル® Stratix® 10 デバイスに接続されていることを確認。
6 SmartVID設定が、 インテル® Stratix® 10パワー・マネジメント・ユーザーガイドに示されている推奨事項に従っていることを確認。
7 インテル® Stratix® 10 -Vデバイスに、VCCおよびVCCP用の独自の電圧レギュレーター・モジュールがあることを確認。
8 コンフィグレーションの後、nCONFIGnSTATUSCONF_DONEINIT_DONEピンはHighになっているか。

SDMデバッグ・ツールキットを使用し、これらのレベルを判断します。

9

SDMは、ブートROMコードまたはコンフィグレーション・ファームウェアを動作しているか。

SDMデバッグ・ツールキットを使用してこれを確認します。

10 MSELピンはボード上で正しく接続されているか。

SDMデバッグ・ツールキットを使用してこれを確認します。

11 トランシーバー、HBM2、 PCIe* 、またはEMIFを使用するデザインの場合、リファレンス・クロックはコンフィグレーションを開始する前に安定し、フリーランニングになっているか。
12 リセットリリースIPがデザインに含まれているか。
13 コンフィグレーション・エラーを回避するには、 インテル® Stratix® 10 -Vデバイスをコンフィグレーションする前に、PMBusレギュレーターのJTAGダウンロード・ケーブルを取り外すこと。
14 SDMデバッグ・ツールキットが動作しない場合、オシロスコープを使用してnCONFIGnSTATUSCONF_DONEINIT_DONEピンを確認し、 インテル® Stratix® 10 デバイスがPORを終了していることを確認。
15 コンフィグレーション・クロック・ソースは適切に選択されているか。

内部オシレーターまたはOSC_CLK_1ピンを使用することができます。

16 OSC_CLK_1ピンを駆動するデザインの場合、周波数は25、100、または125 MHzになっているか。
17 インテル® Stratix® 10 SXパーツの場合、コンフィグレーションを開始する前にHPSおよびEMIF IOPLLが安定し、フリーランニングになっていることを確認。実際の周波数は、プラットフォーム・デザイナーで指定されている設定と一致する必要があります。
18 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用し、PMBus電圧レギュレーター・モジュールに適切なスレーブアドレスが設定されているか。
19 3 VのI/0を使用するデザインの場合、コンフィグレーションを開始する前にトランシーバー・タイルの電源が投入されていることを確認。