インテル® Stratix® 10コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683762
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

5.4.1.3. RSUフラッシュレイアウト – ご自身の視点から

サブ・パーティション表 (SPT) はクワッドSPIフラッシュを管理します。HPSを含むデバイスの場合、HPSはSPTへのアクセスと読み出しを行い、それをSDMに報告することができます。

インテル® Quartus® PrimeのProgramming File Generatorは、初期の製造イメージを作成する際にSPTを作成します。信頼性のある動作を確保するために、Programming File Generatorは、サブ・パーティション表およびコンフィグレーション・ポインター・ブロックのコピーを2つ (SPT0およびSPT1、CPB0およびCPB1) 作成します。

フラッシュに保存される初期RSUイメージには、一般的に次のパーティションが含まれます。

表 39.  初期RSUイメージの一般的なサブ・パーティション
サブ・パーティション名 コンテンツ
BOOT_INFO 決定ファームウェアと決定ファームウェア・データ
FACTORY_IMAGE ファクトリー・イメージ
SPT0 サブ・パーティション表0
SPT1 サブ・パーティション表1
CPB0 ポインターブロック0
CPB1 ポインターブロック1
A1 (入力してください) アプリケーション・イメージ 1
A2 (入力してください) アプリケーション・イメージ 2
図 69. RSUフラッシュレイアウト - ご自身の視点から
要約すると、ご自身の視点からのフラッシュメモリーのビューは、SDMのビューと2つの点において異なります。
  • 決定ファームウェア、決定ファームウェア・データ、およびファクトリー・イメージのアドレスを認識する必要はありません。
  • サブ・パーティション表にアクセスできます。サブ・パーティション表は、リモート・システム・アップデートに必要なデータ構造へのアクセスを提供します。