インテル® Stratix® 10コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683762
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

3.3. SD/MMCのコンフィグレーション

注: SD/MMCのサポートについての情報は、インテル販売代理店までお問い合わせください。

SDメモリーカードまたはMMCを使用するコンフィグレーション・スキームでは、メモリーカードにコンフィグレーション・データが保存されます。SDMは、メモリーカードとの接続にオンチップSDまたはMMCコントローラーを使用します。SDMブロックは、コンフィグレーション・プロセスに向けてメモリーカードからコンフィグレーション・データを読み取ります。SDとMMCを使用するコンフィグレーションは、x4 SDメモリーカードとx8 MMCをサポートしています。

表 29.   インテル® Stratix® 10コンフィグレーションのデータ幅、クロックレート、およびデータレート
モード データ幅 (ビット) 最大クロックレート 最大データレート MSEL[2:0]
アクティブ SD/MMC 4または8 50 MHz 400 Mb 3'b100
表 30.  SD/MMCコンフィグレーション・スキームに必要なコンフィグレーション信号SDM I/Oピンの機能は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのDevice > Configuration > Device and Pin Options ダイアログボックスを使用して指定します。
コンフィグレーション機能   方向 電源供給元
nSTATUS SDM I/O 出力 VCCIO_SDM
nCONFIG SDM I/O 入力 VCCIO_SDM
MSEL[2:0] SDM I/O、兼用 入力 VCCIO_SDM
SDMMC_CFG_CMD GPIO 出力 VCCIO_SDM
SDMMC_CFG_DATA[7:0] GPIO 双方向 VCCIO_SDM
SDMMC_CFG_CCLK GPIO 出力 VCCIO_SDM
注: CONF_DONEおよびINIT_DONEコンフィグレーション信号は必須ではありませんが、インテルでは、それらの信号を使用することを推奨しています。SDMは、完全なビットストリームを正常に受信するとCONF_DONE信号をHighに駆動します。SDMはINIT_DONE信号をHighに駆動し、デバイスが完全にユーザーモードに入っていることを示します。GPIO兼用コンフィグレーション・ピンは、ユーザーモードで他の機能に再割り当て可能です。