インテル® Stratix® 10コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683762
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

3.1.10.1.4. フラッシュ.pofへの複数ページの実装

PFL II IPコアは、フラッシュ・メモリー・ブロックに最大8ページでコンフィグレーション・データを格納します。

ページの合計数と各ページサイズは、フラッシュの集積度に依存します。デザインをページに格納するためのガイドラインを次に示します。

  • 異なるFPGAチェーンのデザインは、異なるページにかならず保存します。
  • 1つのFPGAチェーンの異なるデザインは、単一ページまたは複数ページに格納することが選択できます。
  • FPGAチェーンのデザインを単一ページに格納する場合、デザインの順序はJTAGチェーンのデバイス順序と一致する必要があります。

生成された.sofを使用し、フラッシュ・メモリー・デバイスの.pofを作成します。.sofから.pofへの変換には、次のアドレスモードが利用可能です。

  • Blockモード—ページの開始アドレスと終了アドレスを指定できます。
  • Startモード—開始アドレスのみ指定できます。各ページの開始アドレスは、8 KB の境界上に配置する必要があります。最初の有効な開始アドレスが0×000000であれば、次の有効な開始アドレスは0×2000のインクリメントになります。
  • Autoモード— インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアがページの開始アドレスを自動的に決定します。 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアは、128 KBの境界上に各ページをアライメントします。最初の有効な開始アドレスが0x000000であれば、次の有効な開始アドレスは0x20000の倍数になります。