インテル® Stratix® 10コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683762
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

2.4. インテル® Stratix® 10のコンフィグレーション・ピン

インテル® Stratix® 10デバイスは、デバイスのコンフィグレーションにSDM_IOピンを使用します。SDM I/Oピンの制御は、内部FPGA回路からブートROMに渡され、最後にアプリケーション・ロジックが指定する値に渡されます。
  1. 電源投入後、SDM I/Oピン0、8、16にはウィークプルダウンがあります。そのほかのすべてのSDM I/Oピンには、ウィークプルアップがあります。(これらの初期電圧レベルは、初期化中の正しい動作を保証します。例えば、 Avalon® -STコンフィグレーションのSDM_IO8 Avalon® -STのReady信号であり、デバイスがFPGAコンフィグレーション状態に達するまでアサートされてはいけません。)
  2. ブートROMはMSELをサンプリングして指定されたコンフィグレーション・スキームを特定し、そのコンフィグレーション・スキームに必要なピンを駆動します。指定されたコンフィグレーション・スキームに必要のないSDM I/Oピンは弱くプルアップされた状態で維持されます。
  3. SDM I/Oピンは約10 msでデザインが指定する状態になります。
  4. デバイス・クリーニング後、SDMはファームウェアからピン情報を読み取り、デザインで指定されているピンの状態を復元します。デバイスをリコンフィグレーションすると、SDMはデバイスの初期化時に更新されたピン情報を使用します。