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2.1. インテルFPGA IPコアの紹介
2.2. Intel® FPGA IPコアのインストールとライセンス取得
2.3. IPコアのパラメーターとオプションの指定 ( インテル® Quartus® Primeプロ・エディション)
2.4. IPコア生成の出力 (インテルQuartus Primeプロ・エディション)
2.5. インテルIPコア用に生成されるファイル (従来のパラメーター・エディター)
2.6. インテルFPGA IPコアのシミュレーション
2.7. デザイン階層と一致するSignal Tapデバッグファイルの作成
2.8. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのパラメーター設定
2.9. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのアップグレード
2.10. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのデザインの考慮事項
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4.6. フロー制御
MAC IPコアでは、次のフロー制御メカニズムを実装しています。
- IEEE802.3フロー制御 - IEEE 802.3 Annex 31B規格を実装して、輻輳を管理します。MAC IPコアで輻輳が発生すると、コアにより一時停止フレームが送信され、リンクパートナーに一定期間送信を一時停止するように要求します。このフロー制御は、ローカルまたはリモートパートナーでの輻輳を管理するためのメカニズムです。受信デバイスでは輻輳が発生すると、XOFF一時停止フレームが発信デバイスに送信され、輻輳しているレシーバーが指定した期間、データの送信を停止するように発信デバイスに指示します。データ送信は、発信デバイスがXON一時停止フレーム (一時停止クォンタム = ゼロ) を受信したとき、またはタイマーが期限切れになったときに再開されます。
- 優先順位ベースのフロー制御 (PFC) - IEEE 802.1Qbb規格を実装します。PFCは、優先順位レベルに基づいて輻輳を管理します。最大8つのプライオリティー・キューをサポートします。受信デバイスではプライオリティー・キューで輻輳が発生すると、輻輳しているレシーバーによって指定された期間、プライオリティー・キューでの送信を停止するように送信デバイスに要求するPFCフレームを送信します。受信デバイスは、プライオリティー・キューで送信を受信する準備ができると、PFCフレームを送信して、送信デバイスにプライオリティー・キューでの送信を再開するように指示します。
注: インテルでは、一度に1つのタイプのフロー制御のみをイネーブルすることをお勧めします。